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一人の老人が始めたこだわりのコーヒーへのチャレンジ

11月1日、大安につき、税務署に開業届けを出しました。

出した以上、本気だぞ、という自分へのプレッシャーです。

備前屋という屋号、古くは、祖父の時代の呉服屋の屋号でした。

勿論、岡山出身です。そして、珈琲は、岡山の備前焼に同じく、

炎のアートと心得ているのです。

微妙な焼き具合、炎の気分が、味を作るのです。

完璧な味は、恐らくどこにもないのでしょう。

その時その時の、周りの温度、湿度に加え、与える炎のパワーが、

生豆に乗り移るのです。すべての微妙な要素が、その都度、その都度

味を決めるのです。だから、備前屋珈琲の味は、そこらのメーカーさんのように決まり切った焙煎を行いません。

つまり、いつも一定ではないのです。

そうです。備前焼の出来具合と同じです。

この前の味を、再びといっても、期待はしないでください。

同じでなくとも、常にベストな味を、それが、備前屋の珈琲です。

そんな、素人っぽい言い訳を旗に、珈琲屋を始めます。