物件探しという、このプロジェクトの一番山場に現在差し掛かっているわけですが。。。
なかなか、これが思うようにいきません。
そして、足が重い。
なにより、一件目に入るのにかなり勇気がいりました。
自分が、何か経営していて二件目とか、大きな企業のバックアップがあるわけでもなく。。。ただの素人がいきなり何百万もの契約をしようとするのです。
当然、足もすくみますわ。
やはり、一件目に入るときは、目の前まで行って、入り口の物件案内だけ見てスルーしたり。。何となく、外でぶらぶらして声を掛けられるのをまったり。。。なぜか、１0年ぶりにとなりのパチンコ屋さんに入ってしまったりと、思考と行動がなかなか一致しないのです。
しかしながら、いろいろ自分の中でチェンジマインドを行い、ジョジョに出てくるワムウのようにようやく頭の中を切り替えることができたのでついに、一店目のドアを開けることができました。
中には無愛想なおじいちゃんが一人。
「ホントに、大丈夫かよ？俺、あってるよな。。。？」
なんて思いながら、希望の条件を告げます。
「あー、１Fで飲食ねェ、うちにはないね。さよなら」
「えっ！？」
なにそれ？
そんなことってありえるの！！？茶とかでてくるんじゃないの？椅子にも座れないの？
って感じでした。でもそれが、現実なんです。賃貸で家を借りるわけではないので向こうも、それなりの人しか相手にしたくないって感じで探す気もゼロ。
いわゆる、門前払い（門内払いか・・・）ってヤツでした。
しかし、こっから免疫がついたせいか足が軽くなります。
童貞と非童貞の違いといえば分かりやすいかもしれません。
すぐ近くの店にはいりました。不動屋さんやって普段は気にしてないけど、意外と町の中に沢山あるもんだなっていうことにも気が付きました。
次はいろいろ話せて3分くらいは店の中にいれました。
しかし、出てきた物件はゼロ。
しかたなく外に出て、もうこうなればヤケです。
「片っ端からあたってやる！」
ってことで、一時間で7件くらい不動産屋さんをまわりました。
そして、最後の一件でようやく、いろいろ話を聞いてくれる白髪の老紳士（写真右下）が現れたのでした。。。
脱童貞一時間後の出来事です。
第四話へつづく・・・
