Music café & Live Bar ΙΧ arca. ΥΣ 開業に向けて -2ページ目

Music café & Live Bar ΙΧ arca. ΥΣ 開業に向けて

ライブカフェ&バー arca.(アルカ.)東京 開業日記

東京に2013年 秋オープンを目指しライブカフェ&ライブバーを開業すべく毎日頑張っています。アルカ(arca.)開業日記を始めました。
東京にカフェとバーとライブハウスを融合させた新しい世界を創ります

みなさん、こにゃにゃちわ。

時差ボケまくりです。カナダから帰ってきました。今月は海外が末に一本だけなんで、また懲りずに物件を探していきたいと思います。

しかしながら、現状は好ましくありません。

もう、はっきり言って全部やめて、リーマンのまま行くか!なんてことすらたまに思ってしまいます。

しかしながら、何もしない人に成功は絶対訪れません。

という訳で、気を取り直して今日も町へ出ようかと思います。

まあ、色々ありましたが視点を大きく変えました。

それは、起業する形態です

まず、一番のコンセプト

自分一人で、お金を借りずに店を出す。

これです。

これに伴い、物件を探す視点が変わりました。

①すでに防音設備がある物件であること。

地下か最上階、もしくは一棟貸か複数階RCテナントであること。

居ぬきであること。

融資を受けなくて済む初期投資で賄えること。

これは、はっきり言ってarca.の掲げる公約から大きく逸脱します。

そのため、最初に作るものがarca.では無くなってしまったのです。

もちろん、すべてをクリアする必要があるわけではなく、このうちのいくつかがOKなら、開業しようと考えています。

そのため、あり得る形態がスタジオが濃厚となりました。これは④が大きく反映されています。それ以外にも実は選択肢があり、いわゆる普通のバーという選択肢もあります。(こちらの方が、ハードルは高そうですが...)

順に説明すると


これは盲点でした。色々「防音、ライブなどのニッチなキーワードで物件を検索するとでてくるんです。防音済みのテナントが。しかし、立地が悪かったりとなかなか、ベストマッチは出てきませんが、いいのが見つかればこれで500万-1000万近い初期工事代が節約できます。


ちなみに、決まりかけていた下北沢の物件ですが25平米で出た防音の見積もりが、なんと1600万円でした・・・そりゃあ、一度決まりかけたものも断念しますよ。さらに、これから内装代が別途、店舗取得代が別途、機材代、仕入代。。。ざっと3000万はいりますかね。RC物件ならもう少し変わってたかもしれませんが。


これは、ホントに妥協です。しかし、一階を選ぶと「防音と保証金」で費用が1000万近く跳ね上がり、融資がないと物件取得ができません。

しかし、いろんな人と話をしていると、融資は難しそうですし、リスクが高すぎます。また、信用が無いのが一番でかい。という訳で、arca.に必要なこの要素は、次の段階へと棚上げしました。

しかし、地下や最上階物件となるとカフェという形態は厳しく「飛び込み客」ではなく「わざわざきてくれるリピーター客」相手の商売となり、大きく営業方針が変わります。家賃も抑えないといけないし、路面カフェの倍以上ある半年以上の試運転期間も必要です。

また、arca.でやろうとしていた営業方針が取れなくなるので、いわゆる普通のお店になってしまう可能性は高い。しかし、ものは考えようで、普通のお店でも赤字にならなければいいだけで、その実績と経験が次へとつながればいい。そう考えるようにしています。

そもそも、宇田川カフェのオーナーの一号店も、良く考えれば宇田川カフェではなくて、渋谷の雑居ビルの上の方にひっそり作った、自分が友達と遊んだり飲んだりするための店だったそうです。


これも、最初は除外していた考えでした。しかし、今となると選択せざるをえません。居ぬきであれば、バーなどをやるときに200~500万近い設備投資の節約になります。物件にもよりますが・・・

内装は、現金払いです。カフェやバーの厨房やカウンターの造作はローンが組めませんし、冷蔵庫などの什器代にとても費用がかかるんです。

つまり、用意した自己資金は物件取得代と内装にほとんど消えてしまう訳です!その飛んでいく現金を居ぬきで前の店のものをそのまま使い半額に抑える。それは、居ぬきしかありません。

しかし、居ぬきとは、撤退店舗のリサイクル。リスクも多いです。まず、自由なレイアウトができません。

また当然、同じ業種をしてももダメな可能性が高いわけで・・・色々と工夫も必要になってきますが。

という訳で、デザイナーに内装もお願いしない方向で考えています。



という訳で、カンタンにまとめますと。

たとえばですが・・・

15畳くらいのライブバーの居ぬきがあったとします。

そしたら、これは防音もしなくてもいいし、内装もほとんど変えなくて良ければ、自分でテーブルや椅子だけどければ、カウンター付のスタジオができてしまいます。何百万もする防音や内装工事が不要なわけです。お金も借りなくて大丈夫なわけで。500万から1000万近い初期費用が浮くわけです。

まあ、こんな感じで考えてるわけです。というか、金を借りないためにはこれしかありません。

というか、居ぬきで、ダメだった店舗を復活させられないような経営者じゃ、どちらにしろarca.も経営していける器はないんじゃないかなと思います。

そうすれば、これは、arca.オープンに向けての経営者としての試金石になるんでは?そう考えています。

自分は、店長を目指している訳ではありません。自分が友達や仲間と遊べる店のオーナーになることを目指しています。自分は、店の経営をし、店のことは従業員に任せて自由に自分の時間を過ごして生きたいと考えています。

最終的にarca.のようなお店のオーナーになりたいのは今でもかわりません。

しかし、それ以外にも沢山いろんなお店を持っててもいいんじゃないか!?と今は考えています。千里の道も一歩から。

とりあえず、何ができるかわかりませんが、頑張って今年には経営者になれるよう頑張りたいと思います!!




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こんばんわ!

いきなり、続けてきたライブカフェとライブバーの開業プロジェクトを凍結した衝撃の結末を迎えたわけですが、もちろんあれで終わりという訳ではなく、続きはあります。

僕はこの凍結を「寄り道という名の近道」だと考えてます。

最近、ほんとにいろいろな不動産関係者やデザイン関係者と話をしますが、すればするほど自分のプロジェクトが2000万でしかも半分が融資金というスケールで賄えないことがよくわかりました。

しかしながら、これが個人の新規出店の限界です。

じゃあarca.を実現するにはどうしたらいいのか?方法は4つあります。


騙しだましで嘘をつきながら、すべてを強引に押し切り、何とか契約にこぎつけて一か八かの賭けにでる。


再度サラリーマンを続けて資金をひたすら集め5年後ぐらいにトライする。


共同出資や友達に声をかけ、複数の力で実現する


一人の力、一人の資金でできる事業に視点を切り替え、その事業で実績を残し、資金を増やして信用を得て、再度チャレンジする

個人的にこの4つが頭に浮かびました。

僕が選んだのは④です。

それで、兼ねてから考えていたスタジオ計画を少し改良して、新しい自分でできるプランにアレンジしました。

なぜ、スタジオなのか?

という話ですが、スタジオの場合は一階や路面店である必要がないので物件取得費用というのが大幅に下がります。

かかるのは防音工事のみ(まあ、ここがネックですが、それはライブカフェでも同じです)

また、内装に関しても厨房施設がいらないので何百万という単位でお金が変わります。

また、人を雇う

という行為も不要です。基本的に一人で回せてしまいます。

これなら、一人でできるじゃないか?

という結論に至ったわけです。

①の強行策はカッコいいかもしれませんが、やはりリスクがとてつもなく高すぎます。それに、色々諸方面に嘘をつかないといけないので、もし開業できても後からトラブルが起きる可能性も高い。

②ですが、やはり40になってからでは独立するには遅い。30代前半が最後のチャンスだと思います。

③共同出資に関してですが、これも調べれば調べるほどいい話はでてきません。契約書にハンコを押すのは一人なんです。それに、どれだけ強い意思があろうと、家庭環境で大きくその人の向く方向は変わっていきます。(これは二つとも宇田川カフェのオーナーの受け売りですが。あり得るとしたら夫婦経営だけだそうです。)

となると④しかないわけです。

もし、④で成功すれば「信用」と「実績」が生まれます。そうなれば、まず不動産、オーナーとの交渉で散々、見下されて頭ごなしに却下される現状が大きく変わりますし、デザイナーに対してもある程度の優位性が持てます。

ちなみに、宇田川カフェの本が大きく方向性を変えた動機として何度か出てきていますが、実はもう一つあります。

それは先輩がラーメン屋の経営で成功しているのを最近知ったことです。その人は、ラーメンが好きなわけではなくサッカーが好きです。なのに、最初はラーメン屋で成功を上げ、ようやくスポーツバーの出店へとこぎつけたような話を聞きました。

しかも、一店目に出したラーメン屋がせいぜい月10万もいかない家賃の物件で一日10万以上の売り上げを出していることをしりました。おかげで一人で起業したのが2.3年前だと思いますが、いまでは数十人の社員にかこまれ、10店舗以上の経営に成功しています。

そんな背景もあり、急がば回れを選ぶことにしました。

最終的にカフェを創るという気持ちは消えていません。今は、その道への試練だと思って頑張るしかないのだと思います。

まだ、詳しくは書きませんが

今作ろうとしているものは、もちろん普通のスタジオとは違います(まあ、そのため中々いい物件が見つからないところはありますが・・・)

簡単にいうなら「スタジオ+α」という感じです。そのため、スタジオの名前を「untitled」にしようと思っています。

いろいろ壁は多いですが、やはり今の日本のサラリーマン制度は奴隷制度となんらかわりありません。自分はその枠にだけは、収まらずに生きようというのは、昔から心に決めていました。2年前に色々あり、そんな暮らしも悪くないかなと思うようになり、都心を離れ音楽とも離れるようになりましたが、頑張ってもう一度、自分を元の方向に向けたいと思います。

それを抜け出すためにがんばりたいと思います!


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どーも。お久しぶりです。

社長です。

行くか!?行くか!?

と期待させ続けていた起業プロジェクトですが、本格的に一度ゼロにする形になりました。

あれから、審査やら何やら色々あって、日本政策公庫にも行き、面談もして開業出来なくはない状態まではいったんですが、、、。

辞めました。

投げました。

と言うわけで、開業日記最終話の始まりです。

理由は色々あります。

しかし、一番のポイントはやはり、「宇田川カフェ」の本を読んだことが大きいかもしれません。

まず、今回いろんな人に話をして自分に足りないモノが大きく二つある事に気がつきました。

いや、気づいてはいたんですが、それを無かった事に無理やりねじ込んで突っ走ってきたという方が正確かもしれません。

それは

資金と信用

です。

まず、資金ですがこの計画は発起人が二人おり大きなスケールで動いていたものでした。しかし、途中から一人になり、それを、融資などを使い一人で最終的にゴールまで持って行こうと考えていたのです。

しかし、やっぱり足りないんです。自分の掲げた公約を達成するには数々のお金がかかります。それを、色んなところをコストダウンすることにより何とかならないかという試行錯誤の繰り返しでした。

しかし、デザイナーや不動産屋さんと対話をくり返すうちに、段々こちらの資金力不足がドンドン目立つ様になっていったのです。

そして、その結果失って行くのが信用です。

デザイナーとしても、通るか解らない融資など当てに出来ないし、大家も資金力がない人間に高額物件を貸すのは乗り気ではありません。

何より、実践の無い個人ではやはり、信用を得るのは難しく、夢や企画だけでは、誰も大きなリスクを背負う取引はしてもらえないのです。


そんな、現実の中、「宇田川カフェ」を読んで良く考えました。

自分のやりたいことをもう一度。

何故、自分が起業したいのかを。

いつしか、巨額の利益を生む様なチェーン店計画を目指していた自分のビジョンが果たして最終的に自分の持っていたビジョンとイコールなのかと。

そうすると、答えは一つ自然に導かれました。

自分が創るものが新しくシッカリ浮き出てきました。

というわけで、リハーサルスタジオを創ります。

名前ももう決まっています。

「untitled」

が名前です。キャッチフレーズはまだ、未公開のため書きませんが。

お金は一円も借りません。全て自己資金でまかないます。

そして、今までの日本には無い画期的なスタジオです。

もう、かなり物件も探していて内見も何個かしています。

実は、カフェを創ったあと、その売り上げでスタジオを創る予定は、元からありました。そのため、色々調べたりシュミレーションをして計画は元より建てていたんです。

なので、そんなに自分の中では急な展開でもありません。

しかも、今回は借金無しでやるし物件のハードルもグンと下がります。
変な話、出店場所はどこでもいいくらいのレベルなので。

しかも、構想はほとんど出来上がってますから、イキナリ明日契約ってのもあり得るかもって感じてす。

まあ、さすがに勇み足なので色々物件は吟味したいと思いますが。

どちらにしろ、この計画は儲からないかもしれません。というか、儲けは薄いと思います。

きっと、現在の仕事も辞めれないと思います。

でも!

それで、いいんです。

ここに大きな落とし穴がありました。

貯金全部無くなるかもしれません。
でも、いいんです。融資は受けないので莫大な借金残るわけでも無いし。死ぬわけでも無いし。

三年貯めた金でただ高い買い物をしたと思えばそれまでです。

三年金を貯めてベンツを一台かった、世界一周クルーズに夫婦で行った、豪華な結婚式を上げた。

それと同じです。

ただ、僕はモノを買うのでは無くて夢を買うだけなんです。

お金をどう使うと楽しいかは人それぞれです。

そのお金で自分は自分のやりたいことをします。


元々、仕事を辞める為に起業したいんじゃ無くて、人生を自由に好きな事をして楽しむ為に起業しようと思ったんです。

その選択に悔いはありません。

arca.開業日記はこれで最終話となりましたが、終わった訳ではありません。

いつか新たに再始動させ第二章へと羽ばたける様、一旦水面下に沈め封印します。

いつかはわかりませんがまた、動く時が来ると思います。

そして、その時は再びarca.を空に飛ばしたいと思っています。






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