明日葉という植物をご存じですか?
せり科シシウド属の多年草で、
学名は「Angelica keiskei」
属名の「Angelica(アンジェリカ)」は、ラテン語の「angelus(天使)」が語源、
Angelica属の植物には
強心剤的な効き目のあるものがあり、
死者を蘇らせることができることから
「天使」の名がつけられています。
「今日葉を摘んでも明日には新しい芽を出す」というぐらいに強健な薬用、栄養野菜です。
古くは「徐福(じょふく)の伝説」があります。
秦の始皇帝がその強大な権力に任せて異常なほどに不老不死の長寿を欲した。
「はるか東方、海中の蓬莱、方丈、えい州、三つの国があり、
そこ(日本)に仙人あり、最高の不老長寿の仙薬をもっている。」
この不老不死の薬草こそ明日葉です。
効能は
強請、強壮、疲労回復血管を強化、代謝機能を盛んにする。
脳梗塞、心筋梗塞などの血栓症を抑える。
発癌促進物質を抑える。
などなど
うんちくはさておき
明日葉って名前が好きです。
Angelica属の植物=天使
っていうのも好き。
名前って意味があるんですよね。
地名もだけど。
言霊です。
気になったら調べてみたらおもしろい発見がありますよ。
お庭に明日葉を植えております。
新芽がでてきました。
旬は2月~5月。
おひたし、サラダ、天ぷらなどなど
くせのある味ですが
食べるとその苦みがおいしいです。
今日も素敵な1日をおすごしくださいませ。