まだまだ寒い日々、毎朝のルーティンワークの薪ストーブ掃除と焚きつけ、さすが三年目、だいぶ慣れました!
夕方まで穏やか~に暖かくて、ほんと助かります(#^.^#)
今日は、卒業式帰りのお客様もみえたりして、そんなシーズンなんだなぁとしみじみ。
キュッと切ない、でもワクワクする春が来ましたね。
そんな季節の変わり目、節目にバリエで過ごして頂き、とても嬉しく思います。

さて今日は「本」のご紹介です。
バリエに並んでいるターコイズや翡翠のナチュラルなアクセサリーの制作者である
白馬在住・大塚浩司さんの「糸魚川翡翠・シルバージュエリーを作る」世界にひとつだけを届ける仕事
が手元に届きました!

浩司君の本

何しろ、ここ数年は夜になるともう眠気に勝てず
本を開いても10ページも読まないうちに夢の中、な感じだったので
控えめに見積もって、ま、少しずつでも読み進められればいいなぁと思って開きましたが
面白くてテンポよくて
なんと、ほぼ一気に読み終えました!
自分でも、びっくり(#^.^#)

糸魚川(いといがわ)翡翠に
たどり着くべくして
たどり着いたんですね。

翡翠が好きな方にも(カラーページもあります)
シルバーアクセサリーが好きな方にも
ジュエリーのみならず、物づくりにたずさわっているすべての方にも
白馬が好きな方にも
おススメできる一冊です。

(多少、専門用語も出てきます)

探究心と、物づくりに対する真摯な姿勢がビシバシと伝わってきて
彼に長年のファンがいるのも、納得だなぁと思いました。

日本の宝飾業界は、
特に加工業者は、後継者がいないため店じまいしているところが多い中で(うちもそうでした)
研磨業者泣かせの、難しい翡翠の研磨技術を習得したということが
どれだけの偉業か・・・・
宝石も、磨かなければただの石ですから。
私の父も加工業を生業としていたので
父が生きていたら、身内のことのように喜んだだろうな、と思ったりしました。

お客様の希望を聞き、制作した完全一点物の翡翠のジュエリーのページは
読んでいて、お客様と制作者の両方の笑顔が目に見えるようでした。

制作者として一番「楽」なのは
自分の思いつくまま、気の向くままに制作した作品を
気にいって買ってもらえるのが一番だと思いますが
オリジナルオーダーを頂き、お客様の希望に添えるように!と一生懸命制作すると
エネルギーを使うようで、逆にエネルギーが満ちてくるような気がします。
出来上がった時の喜び・・・・これまた何倍にもなりますし。

これからも大塚さん親子で、良い作品を、じっくりと作り上げて欲しいなぁと思います。

バリエに置かせて頂いているのはターコイズがメインで
とてもナチュラルなピンバッチやストラップに仕上げてあります。
シルバーの加工は施されていません。

森の生活アクセサリー


親子コラボ作品、シルバーと翡翠のアクセサリーの実物を見てみたい方は
白馬のショップ「森の生活」 まで、是非行ってみて下さい!
冬季は電話連絡をしてからの方が間違いない様です。

雪も少しずつとけて、白馬も春にむかっているようですよ(#^.^#)

この本は現在のところ、バリエではお預かりしていませんので
興味を持たれた方は
amazonや楽天ブックスなどでお求めくださいね。