「一番の誤解”」は・・・ | カフェ点/TENのマスターのブログ/ 福井片町/ 洋菓子・チョコレート製造・レストラン/ 日・祝日定休 営業11:00~22:00 

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日々の出来事などを気ままに書かせていただきます

今日も暑くなりそうな福井です。

 

おはようございます。

 

今日もご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

それでは、

 昨日のつずきです。

(浄土真宗善知識・渡部隆史講師のお話を参考にさせていただきます)

 

 

 

 

本日は、

 

「仏教」での一番の「誤解」は・・・

 

 

 

「念仏」を称えていさえすれば、   

 『極楽浄土』へ往けると思う心。

 

 

 

 

 

 これは、

 

ほとんどの人の思っている事ですが、

       そうではない。   

 

 

 

 

『後生の一大事』という

 「苦」が抜き取られるのです。

 

 

 

 

 

【阿弥陀仏】

 救われる  助けて頂くとは    

 「抜苦」という事です。 

 

 

苦しみが抜き取られるという事です。

 

 

 

それが分からんで、

  救われたと言えるでしょうか?

(今、生きているこの世で苦しみを抜いて下さるのです)

 

 

 

「念仏」を称えていれば いつとはなしに  

    段々、有り難くなっていく・・・  

 そんな、救われたのか 救われないのか  

     ハッキリ分かるものではない。  

 

このように言われる(説かれる)方が 

        あるそうですが   

 

 それは大きな間違いです!! 

 

 

 

 

 

 

『蓮如上人』

  「御文章」の中で

「三世の業障一時に消えて」

    と、仰っています。

 

 

 

 

ハッキリするのです。

 

 

 

一時に罪消えての一時とは

  「一念」の事です。

 

 

一念とは、あっ” とも すっ” とも

 いう間もない  これを

「仏教」では「一念」と言います。

 

 

 

 

「三世の業障」とは

  さんぜのごうしょう

 「後生の一大事」の事です。

 

 

 

 

いよいよこの世のお別れ

 後生へと踏み出した時

 

 何十億の人間の中で

  どこに変わらぬ

「安心」と「満足」を

持っている人があるでしょうか

 

今迄の喜び、楽しみは

 一朝の「夢」

「幻」の如く消え去り

  崩れ去ってしまうのです

 

 

そして、

 

そこに開けてくる

 「真っ暗な後生」に

泣かなければならなくなります

 

 この苦しみが

  「三世の業障」です

 

 

 

 

これがあっという間に抜けるのです

 それなのにハッキリしないと言う

 

 羽織に付いた糸くずぐらいなら 

  取られる前も 取られた後も 

       分かりません   

 

 しかし四十キロも五十キロもの

 重たい荷物を背負って   

 

 つらい つらい いつ下せるんだ

   下ろしたいけど     

    下ろす場所がない   

    と、苦しんでいる人に  

 

後ろからポンと取ってくれる方があれば

 取られたのやら          

  取られんのやら分からんという  

    馬鹿なことがあるでしょうか 

 

 

 

【阿弥陀仏】

救われてもハッキリしないという人達は 

 『後生の一大事』という「大荷物」を   

    背負ったことがないのでしょう 

 

 

『後生の一大事』と聞かされても   

 蚊一匹飛んで来たほどにも     

思わない者に分かるはずもありません。

 

 

 

『蓮如上人』が

 『後生の一大事』という

       大荷物を背負い

泣き泣き「仏法」を求めた方ならば

 

 

その「荷物」を

【阿弥陀仏様】に

  取って頂いた時は

   「三世の業障」

 一時に罪は消えた体験が

         あるはずですし

 

 

 

ああ 何という幸せ者であったかと

   躍り上がるんだぞ

    ハッキリするんだぞ

 

 

 

こう教えていかれたのであります。

 

 

 

大体 その「仏教」の出発点であります

 『後生の一大事』

 全然問題にされておりませんので

 

 

現在の「浄土真宗」

 始まっていないのです。

 

 

 

後生の苦しみが一念で

 抜き取られるのですから

  火に触ったより

 明らかになるのです。

 

 

 

その明らかな世界まで

 何が何でも私たちは出させて

  いただかねばなりませんし

 

そこまで一緒に求めましょうと

 お伝えしなければなりません。

 

 

そういう事の積み重ねが

 『浄土真宗』の流れを変え

全人類をこの大危機から

 救うことが出来るのです。

 

 

以上は、

『親鸞会20周年大会』での

「高森顕徹先生」のご講演の

ほんの一部を「渡部隆史講師・善知識」の

You Tubeで聞かせて頂き、感銘を受け

 

分かりやすいお言葉だったので

一人でも多くの皆さんにお伝えしたくて

 本日、ご紹介させて頂きました。

 

 

 

最後までご覧いただき

 ありがとうございました。