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カフェ・サウェリガディン

Cafe Sawerigading

※ 現在ブラジルはアマゾン奥地にて修業の身。満喫します堪能します。
→ 2015年7月帰国、お引っ越し先
https://www.cafesawerigading.com/

特にネタもないので、Facebookにアップしたネタをそのまま再掲するのであーる。
昨日、横浜トラヴェソ・グリルにて。
カフェ・サウェリガディン
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とまれFeliz aniversário, Clara e Carolina!!

先週から研修のため国内某所でカンヅメ状態であります。
というわけで気晴らしに、海を臨むなかなかにビューチフォーな居室にて読書なぞ。

「今度の勝負は何年かかるのです?」
「十年」
 たちまち、えんが冷たい顔になるのへ、慌てて言い直した。
「い……いや、それよりは早く成就させてみせる。か、必ずだ」
「一年の次は三年、その次は十年ですか。だいたいあなたが期限を守ったことがあるのですか」
「う……、うん、まあ……」
「家が許すのでしたら、今度こそあなたが期限を守るよう、そばで見張って差し上げます」
「え……?」
 今度は、春海の方が、まじまじと見つめ返した。えんは何も言わず、肩をすくめて立ち上がった。で、どうするんだ、問うような眼差しが降って来た。
「あ……ありがとう」
 さっと立ち上がり、
「秋には必ず迎えに来る」
 固く誓うように言った。
「秋?」
 まだ一月である。えんの呆れ顔をよそに、
「うん、必ずだ。では、御免」
 行儀良く頭を下げると、大急ぎで身を翻し、そのまま駆け足で荒木邸を後にした。頭の中は、これからやらねばならないことで一杯だった。算知に話を通す、関の考察に目を通す、事業再開を仲間たちに告げる。
 春海が脇目も振らずに立ち去る一方で、塾の方から村瀬が面白そうに笑みを浮かべながら、えんのそばまでやって来て言った。
「みんな聞いてたぞ。家の方にも聞こえたろう」
 えんは泰然とした
もので、
「ならきっと話が早いでしょう」
 と言った。
「喪が明けたな」
 村瀬が笑った。

巻末の解説にて養老先生は、「すらーっ」とか「サラーッ」とか「清新」などという表現を繰り返し用いてこの小説を評しておりました。
その解説もまた実にサラリとした厭味のない文章で、ああいいなあ、と感じ入った次第なのであります。

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私がまだ十代の頃。
同年代の人間で、どの分野の誰より、最も突出した天才は間違いなく小野伸二だった。
高校時代の彼のプレーを見たらあまりにうますぎて驚愕する。
小学校や中学校のプレーも見たことあるけど、その頃からポテンシャルの桁が違う。
何じゃこのボールタッチは、みたいな。柔らかいにもほどがある。ジダンにだって引けをとらないよ。

岡田監督でなくとも、高校卒業したばっかの彼をW杯に連れて行きたくなるの、わかる。
そんくらい圧倒的な才能だ。
が、それから15年経って、当時嘱望されたほどのインパクトを世界のサッカーシーンに彼は残せただろうか。
度重なるケガとか、あるいはそれを克服するためなんだか、
一時期やたら重々しい体になっちゃって、結局逆効果としか思えない筋トレとか。

ああもったいないもったいない。
彼の才能を心ゆくまで堪能できなかったことは、世界のサッカーにとっての損失だ。
我々は経験できたかもしれない何回分の至福の瞬間を逸したことだろうか。

「サーカスの曲芸」と揶揄されることもしばしば。
そりゃ勝負にこだわりたい監督たちは、もっと堅実に計算できる選手を使いたくなるだろな、というのもわかる。
それでも私は、いつまでも彼のような天才が存分に光り輝けるようなフットボールであってほしいと切に願うのである。

ってか、お願いだからAリーグもテレビでやってくれ(笑)

小野伸二のスーパーゴールを敵将も絶賛「天才の瞬間だった」

先月来、仕事に研修、荷造りそしてもろもろ手続きにと、久しぶりにエンドレスかと見紛う目まぐるしい日々をおくっておりました。
シーシュポスの気分を味わいましたな。

そんなとき大活躍してくれたのが、同僚から拝借いたしましたこちらであります。
古今亭志ん朝 大須演芸場【CDブック】
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3DK
に一人住まいの私、調子こいて集めまくったその荷物の多いこと多いこと。
引っ越し料金はしっかりファミリー用の料金を取られました。
寝る間もなくひたすら単調な荷造り作業の間中、志ん朝師匠の響きわたる声がどれだけ癒しになったか分かりません。(音質がイマイチなのはご愛嬌)

午後に業者さんが来て、5年間暮らしたこの部屋ともお別れであります。
お世話になりました。

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本日六本木にて。

いかにすれば世界で最も偉大な芸術家になれるか
                         会田 誠

1.同じことは――いや似ていることさえ、二度と繰り返すな。天才芸術家には毎秒毎秒記憶喪失を繰り返すくらいの、精神の鮮度が必要だ。

2.自分の過去がどうだっていいように、人類の過去だってどうだっていい。天才芸術家にとって過去の奴らなんて、みんな取るに足らない下手っぴばかりだ。

3.芸術家にスケジュールや納期という概念はない。


4.英語を喋るなんて凡庸なことを平気でできる時点で、自分の才能を疑ったほうがいい。どうしても母国語以外を喋るという暇つぶしがしたいなら、古代シュメール語とか犬語とか、面白いのにしておけ。


5.パスポートは要らない。海の向こうからの客は、気が向けば迎えてやってもいいが、自分が客になることはありえない。


6.指から伝わって魂が腐るから、金には触るな。というか、そういうものが腐ったこの世にあることを、最初から知るな。


7.大物の権力者やコレクターやキュレーターやギャラリストや批評家に会っても、すぐに忘れろ。そして次に会ったら「は? どなたさん?」と言え。というか、理由もなく突然殴ってみてもいい。


8.向精神作用のある有害物質を含む、あらゆる嗜好品を常時摂取し続けろ。それを肝臓で濾過するのも馬鹿馬鹿しい話だから、あらかじめそんな無用な臓器は摘出しておけ。


9.大恋愛と決闘は定期的にやるといい。


10.仕事するな。何も作るな。


なかなかに、見応えのある展覧会でした。

会田誠展:天才でごめんなさい|森美術館
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