前回のブログ「副業っていけない事ですか?」
で「会社に迷惑かけなければ副業はやってもいいよ。」
と書いたが、今日はその点について
少し書いてゆきたいとおもう。
さて、このブログにたどり着くまでにいろいろなサイトで
散々調べ倒した人たちもいると思う。
「もうくたくた。」
「結論だけが知りたい。」
そんな御仁のために、私も先に結論から
述べることにしようと思う。
最初の言葉をもう一度、思い出してほしい。
「会社に迷惑かけなけりゃ、副業やってもいいよ。」
誰が言っているのであろうか?
答えは、裁判所である。※1
そしてこの言葉、よく読むと2つに分けられる。
①会社に迷惑かけなけりゃ、
②副業やってもいいよ。
では
①会社にとっての迷惑って何なんだろう?
色んな人が、色んなことを言っているが
ここでは3つに絞ることにする。
(正確には2+1(ツー・プラス・ワン)である)※2
(1).副業に熱を入れすぎて本業がおろそかになっているとき。
(2)副業が本業との関係で見たときに「商売敵」であるとき。
(3)その副業が本業の「会社の看板」に泥を塗ってしまっているとき。
この三つで会社に迷惑をかけていなければOK!
ということである。
ただ、ここでいう会社にとっての迷惑というのが、
多くの会社では上記、(1)~(3)だけでは済まない
っていうのが話をややこしくしている。
でも、まぁ、それはまた別の話。
別の機会に論じることにしよう。
②副業やってもいいよ。
本当に、そうなのだろうか?
心配しなくてもそうなのである。
労働関連法規を見渡しても
副業を禁止する規定は見当たらない。
それもそうである。
労働者と本業と表記した会社との関係は
労働契約を締結することにより
成立した(多くの場合)雇用関係である。
働く側の義務としては定められた時間に
定められた水準の労働役務を
支障なく提供できていれば
果たされるからである。
定められた時間とは基本的には一日8時間。
残業があったとしても、
本業の会社が労働者を縛れるのはそこまで、
残業が終わればそこから先は
労働者の自由な時間ということになる。
だだし、その自由な時間で副業をするのであれば、
あくまで(本業の)会社に迷惑をかけない範囲で
ということである。
「でも、就業規則で禁止されているのでダメなんじゃない?」
その問いに対する私の答えはまた別の機会に。
さて、結論はここまで、
ここから先は余力のある人だけ
もし、良ければ読み進んでいってほしい。
①の
(1)について
本業の会社が終わってから、毎日6時間
夜勤で肉体労働に従事したような場合を想像してほしい。
いくらあなたが若いからといっても、
本業の会社で舟を漕いでしまう
(=居眠り)ことはないだろうか?
「え?本業が船会社ですって?」
程度の低い冗談である。
(2)について
これはいわゆる競業避止義務違反というやつである。
本業と競合関係にある同業他社で働く、
これは機密漏洩リスクという視点からもアウトである。
(3)について
程度の低い冗談の次は程度の低い例え話
昼間、会社の受付嬢が仕事が終わって夜、風俗嬢をしていました。
そこに常日頃からよく顔を合わせる
得意先のお偉い様が来店したら。
・・・・・
バレなければいい?
確かにそうかもしれない。
しかし、もし自分の上司がお客様だったら
どうなるだろうか?
まぁ、これはこれで、バレずに済むかもしれない。
※1.2について
上記(1)、(2)については実際に判例を
見つける事が出来たが、
(3)については判例を見つけることはできなかった。
社会通念上、これはダメでしょ?というお話で
あったため、この様に表記しました。
また、レアケースとして他に2例程あるのですが、
それはまた、機会があればということで。
論拠を示すためにより深く書いてゆきたいのであるが、
かなり長くなってしまった。
より深い説明はまた別の機会に。
※ここで書いた事柄、そしてこのシリーズの中でこれから書いていく
事柄はあくまで私の調べた範囲で私が得た結論であり心証です。
労働法や税法等の専門的な信頼性を担保するものではありません。
読者の皆様はそれをご納得いただき、
あくまで参考としてお楽しみください。
