陳建一さんがお亡くなりになったとのこと…本当にショックでお悔やみの言葉も見つかりません。
 

いつも穏やかで人懐っこい笑顔でユーモアにあふれていて、そして何よりも四川料理を心底愛していて、その素晴らしさをテレビや講習会などを通して多くの人に分かりやすく伝えて下さった唯一無二の愛すべき料理人…。

 

たった一度だけお目に掛かれた時のことを私は今でも鮮明に覚えています。

そしてその時にお名刺を交換して頂き、私がそっと差し出した陳さんの著書『四川飯店の中国料理』に「これ、高い本だよねぇ。」(定価:4,500円)って言いながら気軽にサインをして下さったこと…全てが宝物です。

“中華の鉄人”陳建一さんのご冥福を心よりお祈りいたします。