(ネタバレほぼなし)
町山智浩せんせが「今年度暫定ベスト」と熱く語っていたので、今日は「さがす」記念日。
ただ鑑賞後が~という感想が多いようなので、少し怖じ気づきながら上映最終日にシネリーブルに。
冒頭で誰もが知るリストの旋律をバックに、佐藤二朗がスローで一人ハンマーを振り続ける映像に、監督「片山慎三」のただならぬ才能がすぐ分かる。
あらためて話題作「岬の兄妹」を見逃したのが痛恨・・・(某師匠、ごめんなさい!)
で怖い映画かと言うと、いや~ぜんぜん大丈夫! あ~新今宮だ西成だ、
大阪どディープの雰囲気は映像でもやっぱりわくわく、いいなあ~、
ダメお父ちゃんを画に描いた佐藤二朗に、しっかり者でひょうきんな娘さんの掛け合いは
じゃりン子ちえだ、「大阪物語」だ、
「ヨシヒコ」シリーズの大ファンとしては、「ホトケ」の演技見てるだけで笑いがこみ上げる、
楽しいたのしい!
からの~、息を飲む展開ですよ。
ネタバレはしませんが、あああの事件とこの事件と、そしてこの事件を下敷きの脚本か、
これはすごい、けどつい業務ネタとしてメモってしまいそう(だからなんの業務だよ?)
最後の最後まで油断させない展開は、もう絶賛しかない。
今年ベストになるかどうかは留保するとして、とりあえず主演女優賞は制服をきたじゃりン子・伊東蒼、助演賞は少し森山未來君を思わせる”得体しれない男優”・清水尋也、
脚本賞は、もう「暫定」とっちゃって、監督と共同の2人に決定! でしょう。
痛グロいシーンが苦手で途中ひいひい言いながら、
でも映画館でる時は一人さわやかに満足の笑みを浮かべていた私も
ひょっとしてサイコパスでしょうか? (いや、そんなはずはない)