ヤグディン インタビュー記事 9 | カフェ プリヤートナのブログ

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12月はあまりに忙しくて、ヤグディンさんの情報を追うのもままならない状態でした。

ようやく今年に入って、少しだけ見ることができるようになり、去年の12月10日に出たインタビューを訳してみました。


わからない所もありますし、意訳もあります。誤訳ありましたらご指摘お願いいたします。


記事↓

http://www.vokrug.tv/article/show/Tatyana_Totmyanina_i_Aleksei_YAgudin_Deti_vazhnee_chem_shtamp_v_pasporte_45878/


タチアナ・トットミアニーナとアレクセイ・ヤグディン:

「子供はパスポートのスタンプより重要」


最初の紹介文、一問めの質問(年末年始の芝居の「ママ」についての説明は省略します。)


2問めの質問から。


ーあなたの娘のリーザは芝居に参加しましたが、氷上に出ることを恐れませんでしたか?


タチアナ(以下):参加することーそれは、おそらく、大声で叫びたかったでしょう。(←怪しいです)彼女は、小さな役です。去年、芝居が公開した時、リーザはあまりに小さく、あまりうまく滑れなかったのです。私たちは、彼女は肉体的にも、精神的にも、重要な(仕事の)負荷を負う準備ができていない、とわかりました。だって、私たちは、一日に3回の公演を行うのですから。


ーリーザは出演するのが好きですか?


:リーザは、私たちと関係していることなら、全て好きです。彼女が3歳で、ショーで私たちを見た時、彼女は「ママとパパのようなことがしたい!私にスケート靴を買って!」と大声で叫びました。正直言って、私たちは、彼女がプロのフィギュアスケーターになることを全く望んでいません。しかし、今の所、彼女にはただの遊びです。


アレクセイ(以下):もちろん、僕たちは、彼女のフィギュアスケートの選手になるという望みを妨害する。もし、したくなったらーどうぞ。でも、彼女に、スポーツの職業のことを詳しく教える。いつかの僕たちのママのようにはしない。僕はリーザに予告したんだ。「氷の上は滑りやすいし、寒いし、転んだら痛いよ!」って。(笑)


ーリーザは他に何をするのが好きですか?


:絵を描くことや、音楽を聴くことです。それ以外には、彼女はとても観客に感謝しています。3歳の時、リョーシャが演じていた芝居を2時間半も静かに座って(見て)いました。そして、舞台で急にお辞儀(挨拶)をし始めたら、パパの腕によじ登りました。(笑) 彼女はもう読み書きができます。だいたいにおいて彼女は一日中忙しいです。


ーあなたたちはたくさん仕事をしていて、しょっちゅう不在になります。誰か娘さんのしつけを手助けしてくれますか?


:もし望みがあるとするなら、いつも子供と一緒に過ごす時間だ。残念ながら、僕達は毎日は会えない。リーザはこんなことさえ言う。「私はどんなおもちゃもいらない。パパやママがそばにいてくれたら!」


:それは彼女の誕生日の主な願い事でした。


:そして、僕達はそれを実現した。-彼女の5歳の記念日を一緒に祝ったんだ。今、リーザはヨーロッパに住んでいる。そこで幼稚園に行き、休暇には(ロシアの)家に来る。僕達は、彼女が良い教育を受け、その上で、気質、文化、精神を残したロシア人になってほしいんだ。


ー幼児期にすでに家族関係のひな型ができます。誰かあなた方のお手本はいましたか?


:それは、私もリョーシャも完全な家族ではなかったのでこのようになったのです。リョーシャはママとおばあちゃんに育てられました。私はママと成長しました。ひょっとしたら、それが私達の利点です:私達は、周りを見ても誰もしていない、自分達のルールを作り出し、私達の家族を築くのです。だって、理想的な家族なんてめったにありませんから。


ーきっと、口論するための100万(無数)の理由があるだろうと思われるほど、あなた方は異なっています。おそらく、いつもタチアナが折れざるを得ないのでしょうか?


:関係を維持するためには、事態を受け入れることを学ぶ必要があります。簡単な例ですが:夫はソックスを投げ散らかします。一つは男性にうるさく小言を言う、2つ目は、家政婦さんを雇う、3つ目は、単純に、洗濯物用のバスケットにソックスを片づける。一つ目のオプションは、実際、私向きではありません。リョーシャは、とにかく物を投げ散らかします。もし、私がいつも絶えず、彼の脳に密告し始めたら(小言を言ったら)、彼の我慢の容器が、遅かれ早かれ、いっぱいになってしまうでしょう。


:僕たちは全く異なっている、-それは事実だ。でも、知っているように、両極端だから引き寄せられるんだ。


(次の質問、ターニャがスポーツ心理学を学んでいることについては省略します。)


ーアレクセイは、あなたの助言に耳を傾けますか?


:私の助言は、いつもこの言葉で終わります。「決定は君次第」


:金銭問題では、ターニャがいつも正しいとわかる。もし、彼女の直感がなかったら、僕は5回もお金を失っていたかもしれない。最近では、僕がいつもの考えが起こった(物が欲しくてたまらなくなった)時、彼女は静かに言った。「リョーシャ、私に靴を買ってくれるほうがもっとよいのではないかしら?(そのほうが)より有益よ。でも、好きなようにすればいいわ。」そして、僕は全てがわかったんだ。(笑)


:リョーシャはとても衝動的で、急に火が付き、すぐに行動しようとします。そして私は彼のたくさんの迷いをさまします。去年、リョーシャは大きな家を買いたくなりました。私は、彼が本当にそれを欲しくなったら説得しきれない、と知っていました。ただ、頼むだけでした。「他のオプションも見に行ってみましょう。」と。私達はそれに半年費やしました。


:僕は、2000平方メートルの巨大なホールとキッチンのついた家を見たんだ。僕は広大な空間が欲しかった!僕達は、店中を回って、衛生設備(トイレ?)を選んだ。しかし、だんだん、僕はわかってきたんだ。大きな家を維持するのは、とても高く、面倒だということを。だって、僕たちはいつも旅をしていて、家で暮らすのは年に2ケ月だ。今は、僕たちの家を(売るか)売らないか時々考える。ー何のために僕たちはこんな大きな家が(必要)?


:要するにーリョーシャを説得しないのです。時間が経つにつれて、彼は本当に必要なものだけを持つのです。

ー家族の生活は妥協でいっぱいです。あなた達は、絶対的に受け入れられないことは何ですか?お互いに許せないことは何ですか?


:そのようなことはありません。望みがあるときには一緒にやりますし、いつも許したり忘れたりする能力があります。恨みに時間を費やすのは意味がないと私は思います。もし可能なら、単純に一日を楽しみたいのです。


:その状況にぶつかって、それに打ち勝つまで、それについて、果てしなく議論することもできる。まぁ、そう、僕はそんなことはしたことないけどね!だから、そのことはまだ何とも言えないな。


ーあなた達は長く会わないということがよくありますね。別れているということが、相互関係を強固にしますか?


:今年、私たちは3か月間、一週間にたった一度だけ会う、ということがありました。


:それはいつ?!


:(笑)私は、リョーシャがいつもそばにいることが習慣になっていました。だから、私は彼とのコミュニケーションが不足していました。アレクセイが休暇で帰ってきた時、彼のために特別な食事の支度をして待っていました・・・。


ーあなた達は、相変わらず、正式に結婚はしていないのですか?


:していません。


ーリーザが「パパ、なぜママと結婚しなかったの?」と質問するときに、リーザに話すことについて、考えなかった?


:考えています。私たちは、このように説明できます。「もし、パパとママが一緒に住むことを望んでいなかったら、あなたはいなかったでしょう。」

要するに、愛の証拠ーそれは子供です。パスポートのスタンプではありません。


:その問題(リーザに話す)までに、まだ10年の予備がある。


:つまり、もし、それ(結婚)が私たちの大切な愛する人にとって重要になったら、私達はどこかの島で、美しい儀式(結婚式)を行い、写真を撮ってもらって、それで終わりにします。


ー新年はうまく休暇を過ごせそうですか?


:僕たちは、サンクトペテルブルグで過ごすよ。休日は全部で2日間だ。そう、どのように計画しても、もし、アベルブフの仕事があったら?僕たちのパスポートは、彼が持っている。(笑)


:私たちは前もって計画はしません。新年の祝いをモスクワでするときでさえ、夜の6時になってからようやく食料品を買いに出かけるのです。


:僕たちは全てスタンダードです。朝ー酔っぱらいの客、汚れたお皿、食べかけのオリーブ・・・。


:要は、愛する人がそばにいるということです。


ープレゼントについて、もう心配していますか?


:普通、ターニャから僕に、彼女が欲しいものの写真を電話で送ってくるんだ。


:今日、リーザとスカイプで話をしました。彼女は、それぞれのために(自分で)描いた絵葉書を準備しています。一方、リョーシャは、何か贈り物には複雑なんです。彼はすぐに怒り始めます:どうして僕にそんなにお金を使ったんだ?

だから私は何か実用的なものを選ぶのです。


ーあなた達は、ショーに出演するのを止める時期について考えていますか?どのような「安全な受け皿」がありますか?


:ほら、僕の安全な受け皿(ターニャを指して)!ショックから救ってくれるよ。もちろん、僕たちの計画の基本的なものは、従来通りフィギュアスケートと関係している。しかし、他の計画も出てきている。僕は、映画を撮ることを勧められている。最近、ミハイル・ガルスタンの映画で小さな役を撮影した・・・何もしないで座っていることができないんだ。休暇中、2日過ぎたらもう電話を握っている。ターニャは多くの時間を家や家族に割いている。しかし、2015年は全部、本当に日ごとにスケジュールが詰まっている。



以上です。


「パスポートのスタンプ」というのは、「身分証明書の公印」とも訳せます。なので、ここでは、婚姻届のことなのかな、と思います。


小さな子供が、パパやママと一緒に暮らせないのは寂しいですね。

おもちゃよりパパやママと一緒にいたい、というリーザの言葉がぐっときました。


たくさんわからない所があって、申し訳ないです。わかる方がいたら教えてくださいー。






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