「電気と私たちの未来について考えよう@大阪」田中優さん講演会 | serendipity 料理研究所がお届けする「マクロビオティック練習帖」

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カラダとココロを大切にするモノやコトをマクロビオティックを
中心に日々研究中!!
毎日の生活をより楽しく、快適に過ごせる練習帳。

みなさん、こんにちは

今日もよい天気です太陽

土曜日、ブラウンは反原発運動化「田中優さん」の講演会へ出かけてきました。

田中優さんは、皆さんよく御存じのapbank(ミスチルの桜井さんや坂本隆一さんが立ち上げた非営利団体)の監事でもあります

長い間、原発の問題に取り組んでおられる方です


今現在も予断を許さない、福島原発のこと
そして、
放射能の危険性と、政府や東電の対応のこと
ぷらす
これは、東日本の問題だけではなく
もちろん、日本全土、地球全体に大きな影響をあたえていること

どれを聞いても、胸が押しつぶされるようで
やり場のない怒りや焦りや、いらだちを感じました。

東京へ出張に行った、お友達は
「東京には緊張感がある、大阪はまるで何事もなかったようだ」
「すごく温度差を感じる」と言ってましたが、

田中さんは、そうもいっていられないこともおっしゃっていました。

そう、丁度今日、16,17日と
福島原発の放射能が大阪にも届いているのです


詳しく知りたい人は こちらをチェックしてください
ドイツやオーストリアの気象庁が出している、放射性粒子の相対的な分布図の予報です
 *注意事項など良く読み、しっかり自分で考え、
  日々の生活に役立ててくださいね。


だから、他人ごとではないんです!!大阪のみなさん!!
私たちも、確実に、放射能の被ばくを受けています

だんだん、暗く、はぁ…とため息の出る感じでしたが、

講演会の半分は「未来に」ついてお話をしてくださいました

今のままでは、それはもちろん、破滅しかない

でも、変えられる。
今からでも、もちろん遅くはない。

ひとりひとりの、小さい力を合わせれば大きな力になる。


日本には、原子力に頼らなくても
自然エネルギーに転換できる
知識や技術を持っています。

それと、仕組みを変えなくてはいけない

行政、企業の利益を基とした、仕組みを。


2011年3月11日の、震災から
日本は大きく変わったね。より素晴らしい国になったね…と

将来、笑って言えるように

今は、踏ん張りどころ。チカラの見せ所。ですね。



チェルノブイリと同等レベル、もしくはそれを上回る危険レベルまで達しっている
今回の原発事故。

私たちは、みずから情報を収集し
自分の命は、自分で守ることをしていかないと

ホント大変なことになるなぁと思いました

色々ネットとかでも調べることが出来るので、みてみてください

田中優さんの本も読んでみてくださいね


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以下の文章は、田中優さんのブログの抜粋です


新刊 「原発に頼らない社会へ」(4月22日ランダムハウスジャパンより発売)は、2010年7月に刊行しました『ヤマダ電機で電気自動車を買おう』の改訂版です。(内容が重複しております)

今回は 新たに加筆された内容についておしらせします。

*++ 新たに加筆された内容 ++*

なぜ計画停電になってしまったのか
データの隠蔽が人々をパニックに陥れる
放射能はどうやって出てきたのか?
3 月11 日の緊急災害対策本部の発表の不可解
「風向き」に注意を!
放射能は生体濃縮する
急性被害と慢性被害、外部被曝と内部被曝の違いを理解する
「原発周辺の信じられない危険」
日本の事例——死産率の変化
食べ物に気をつけて
ヨウ素131のもたらす危険
ガンの当たりくじを誰が引くかは分からない
レントゲンと比較するナンセンス
被曝は伝染しない
柏崎のときも、建設前から指摘されていた活断層

今回の事故を解決するために4 つの重要ポイント
(1)原子力発電所の無理な推進政策をやめる
(2)メディアを支配する広告宣伝費を取り上げる
(3)賠償に代えて送電網を公共財にする
(4)食べ物をバックキャスティングして考える

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まるで講演会を再現しているような切れ味のいい文章!どんどん読み進められます。
グラフや写真、かわいいイラストも盛り込まれて、とても読みやすくなっています。

その上、ページ数は同じで重量感たっぷりの160ページなのに税込み1,050円という低価格!

どうしても今、この本を一人でもたくさんの方々にお届けしたい、そしてこれからの社会をご一緒に考えたい、というランダムハウスさんの想いのあらわれです。

発売日に読みたい!という方は ぜひ!書店やアマゾンでご予約を。