- 前ページ
- 次ページ
---
「今日も雨かあ」
窓から小雨が降る街並みを見て、誰ともなく呟く。
雨が降るとどうしても島原への客足が減るようで、
藍屋で売れっ子のはずの菖蒲さんでさえ、今日は呼ばれた座敷が少なくて、
夜の初めには置屋へ戻ってきていた。
することもなく、文机に肘をついてぼーっとしていたら、
雨が涼しい風を運んでくれたようで、
心地の良い雨音との相乗効果で眠気を誘う。
ちゃんとお布団を敷いて寝ないと・・・
なんて頭では分かっているのに体は動かなくて。
わたしはそのままついうとうとと微睡んでしまった。
---
「ふぅ」
帳簿を閉じると窓の外を見てため息が出た。
この時期はどうにも客足が減って売り上げが落ちてしまう。
雨の日は外を出歩きたくないんやろな、とは思うけれど
置屋の主人としては由々しき事態だったりもする。
「戻りました」
という遊女たちの声にふと思いついて傍らの小箱を手に取る。
慶喜はんが夕方きた際に「○○と食べて」と置いて行った甘味。
今日は彼女も早く置屋へ戻ってきて暇を持て余しているだろうから。
慶喜はんが「○○と」というから。
いろいろと理由を付けて彼女に少しでもかかわろうとしている自分に苦笑して、
お茶と甘味を手に、彼女の部屋に行くことにした。
---
「○○はん?」
彼女の部屋の前で声を掛けるが返事がない。
おかしいな。居るはずなんやけど。
首を傾げて「入るよ」と一応声を掛けてから襖を開けた瞬間、息を呑んだ。
少し開いた窓から入る風に揺れる綺麗な黒髪。
文机に腕を置き、それを枕にすやすやと○○は寝息を立てていた。
頬はわずかに色づいて、薄く開いた唇は薄紅色。
無防備で、無垢なその寝姿に呆けたように見惚れてしまう。
静かに部屋に入り襖を閉めると、持っていたお茶のお盆を部屋の隅に置くと、
○○の横に置いてあった着物を手に取ってそっと肩に掛けた。
「こない無防備に・・・」
そっと寝顔を覗き込むと、○○が小さく身動ぐ。
そして、薄く開いた唇が言葉を紡いだ。
「あきなりさ・・・ん・・・」
起きたのかと一瞬思ったが、○○は嬉しそうな笑顔を浮かべたあとに
またスヤスヤと寝息をたてはじめた。
「・・・こら、かなわんな」
「どんな夢をみてはるんやら」
指を伸ばして髪を梳く。
空いた手で柔らかな頬をそっと撫でる。
温かな肌と微かに香る少女の香りに惑わされる心を律するのに深呼吸して。
「誰もおらへんかったらもっといけず出来るんやけどね」
なんて聞いていないだろう○○の耳元に囁き、
「おやすみ」
という言葉とともに、○○の唇へひとつ、口付けを落とした。
---
仕事がめちゃくちゃ忙しいんですけどね、
休憩時間にこそこそ絵を描いていまして。
疲れて帰ってちょっとうたた寝しちゃったら
秋斉さんが仕方がないなあなんて顔をしながら
そっと肩に着物を掛けてくれたら素敵ねなんて妄想をしつつ。
お目汚しすみませんでした(´-ω-`)
高杉さん好き好き言いながらやってなかったのかよ!
と、思うかもしれませんが、大丈夫です。
水エンドは読んでいます。mixi垢で。
そもそも、高杉晋作を好きになったキッカケは艶じゃないんです。
先日、思い出しました←
それは別記事で語るとして(歴史関係ないし)
古高さん花エンド後、何気に回したガチャでついに
三味線キター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
そうです。特別アイテム引いちゃったんですよ。
当初は、鏡から花・水へと読んでいき、途中で三味線が出ればいいなあという感じでしたけど、
急きょ、計画変更。
月から鏡へと下って行き、最後に結に行くことにしました。
ちなみに今回は本気なので、本編を保存枠で全部保存していっています。
単純に各話5パート×14話。エンド5種ですか。無謀ですねww
なので、わたしはぐるっぽで保存枠のまとめ買いを出来るようにしてほしいと言いましたさ。
今は1話と2話を読み終わったところ。
月狙いなので、ちゃんとした選択肢を選んでいます。
ということで、またエンドまで読んだら感想書きます。
今回は毎日1話ずつ読んでいきます。
金平糖のチートは使いません。
ではでは、最後にお気に入りの動画を貼っておきます。
遠野なつる