派遣歴10年近いワタクシめも

卒業当初は正社員として真面目に働いとりました。

事件は合併により名前のなくなった某都銀のとある支店にて起こります。

融資課在籍だったワタクシ。

ある日、手形のコピーを依頼されました。

雑務も仕事!とばかりに張り切ってコピー機の前へ歩く


「両面おねが~い」


先輩の声を背中に受けながらコピー機の前でしばし熟考


うーん・・・・
コピーってどやってとるの?


いえねぇ・・・

お恥ずかしながらコピーなんてとったことないのよね。



とりあえず所定の位置に手形を置きスタートボタンを押すお兄さん指



おぉぉぉ!とれたよコピーキャー


気をよくしたワタクシ。

早速裏面のコピーにとりかかる。


とっれたかな
とっれたかな 
ハテハテホホゥ音符


ご機嫌でコピー出口を覗き込むが何も出てきやしない。




おりょ?むにゃ?*



仕事に報連相は大変重要!ということで
早速先輩に報告に向かう走る



(お嬢)「コピー機つまっちゃいました」
     
あんたが詰まらせたんだろうが


先輩を伴いコピー機の前へ-
キョロキョロする先輩。


(先輩)「手形はどうしたの?」


(お嬢)「ここから入れましたけど」


手差しトレーを指差すワタクシ。

顔面蒼白の先輩ガーン青スジ


(先輩)「現物入れてどうすんのよ怒


コピー機を開け、ローラーに挟まった手形を救出しようとする先輩。

ただならぬ空気にワラワラと集まる人々走る人ナンダナンダ



手形を返却する時間が刻一刻と迫り来る。

手形はとれない。

あせる人々。
あんたのせいだよ


結局、業者を呼んで無事に救出された手形。


その後、数日に渡ってコピーの練習させられましたガクリ


今はコピー機も進化して機能満載☆
ホッチキスまで出来ちゃうんだね。

冊子にも出来るんだよ。







それはそれで使いこなせないんだけどキャハハ