ピーター、そこは夢がかなう場所なんだ。
信じれば、必ずいける。
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ピーターパンてジェームズ・バリっておじさんが書いたのね・・・
知らなんだ-
なかなか思うような作品を執筆出来ないジェームズ・バリは
日課である散歩中に無邪気に遊ぶ子供たちと
その母親である若き未亡人・シルヴィアに出会う。
父の死後、夢や希望を持たなくなり
妙に大人びた三男・ピーターは
空想の世界の楽しさと物を書くことの楽しさをバリから学び
だんだんと子供らしい心を取り戻していく-
一日の大半をデイヴィズ家と過ごすバリ。
しかしながら、彼にはメアリーという妻が・・・
妻帯者と未亡人-
当然のように、よからぬ噂が立ち始める。
空想
現実にはあり得ないような事柄を想像すること
その空想力で多くの人を楽しませながら
己の妻の苦しみや寂しさをわかってやれなかったバリ。
芸術が何かの犠牲のもとにしか成り立たぬものであるならば
今作は、それが空想という夢のあるものだけに
何だか寂しい気もするのだが・・・