一般病棟へ移動してきて丸二日が経ち

だいぶ落ち着いてきたのでRI病棟でのことを

忘れないうちに書いておこうと思います

結構な長文になるため興味ある方のみお読みくださいね

 

放射性ヨード内用療法を受けるため

RI病棟へ移動するのですが

実は移動日前日からすでに軽い頭痛があって

正直「こりゃマズいな・・・」と思っていました

移動日当日は朝食なしで吐き気止めと胃腸薬を飲みます

(RI病棟にいる間も吐き気止めと胃腸薬は服用)

 

RI病棟に移動して主治医立会いのもと

放射性ヨードのカプセルを1錠ずつ飲みます

飲んだのを確認したら個室へ入って水分を取りつつ

あとは静かに過ごすのみです

 

こう書くと薬を飲んで個室で過ごすだけなので楽勝♪

と思うんですが・・・

個室が密閉度が高いせいか(多分鉛入りの壁やドア)

頭痛が酷くてすぐにロキソニンをお願いして飲みました

 

初日は頭痛のみで済んだので食事(ヨード制限食)も食べ

日中は持ち込んだ暇つぶしをしたり少し運動したりと

活動することができたんですが

寝る前あたりから胸やけのような不快感が襲ってきました

一応そのまま就寝したんですが眠りが浅く

数時間ごとに目が覚めて眠っての繰り返しでした

 

二日目は起きた時から頭痛と胃の不快感と吐き気

ロキソニンで頭痛は多少軽くなるものの胃の不快感は悪化し

食事は食べられる量がどんどん減少

今回は特にお肉や油を使ったものが全般ダメで

見たり匂いをかぐだけで胸焼けする状態になりました

 

ですが早く身体に取り込まれない分の放射線を出したいので

水分は出来るだけ取らなくてはならないんです

私の場合は下剤も飲んでいるので余計に水分は必須

ちなみにこの日の夕方の線量測定は45(単位は不明)

これなら明日は大丈夫ですよ~と看護師さんは言ってくれましたが

水分を取るのもきつくなっている状態なので

明日規定値(30)まで下がってなかったらどうしようと

精神的にも追い詰められていて本当にツラかった(泣)

 

最終日の朝食は牛乳だけ飲んで固形物は一切食べられませんでした

ただ前日の下剤のおかげでお通じは良すぎるくらいあって

朝食後の線量測定では15まで下がり無事に治療終了!!

思わず「やったー!」とガッツポーズしてしまいました(笑)

出る前にシャワーを浴びてフラフラの状態で一般病棟へ戻りました

 

この治療を受ける時に毎回私がつらいと感じるのは

・頭痛<密閉度の高い部屋>

・胃の不快感(胸やけ)と吐き気<放射線&水分を取り続けるため>

・喉首辺りの腫れたような感覚と喉の乾燥<放射線&部屋の乾燥>

・放射線を体外に出すため排泄回数を増やさなければならない

 <下剤が効くかが不安でならない>

・精神的に追い詰められる<食事・水分を取りたくても胃が限界>

 

身体もですが精神的に本当にしんどいです

水分が取れなくなるくらい吐き気が酷い場合は

点滴で水分を入れるという方法もあるようですが

個人的には点滴の針を刺したまま過ごすというのが嫌いなので

前回同様自力で水分を取って頑張ることにしました

 

一般病棟へ戻ってきたことで頭痛は徐々におさまりましたが

とにかく胃が食べ物を受けつけません

本当に少~しずつ胃の不快感はマシになってきていますが

やはりお肉と油系の物を食べようとすると胸焼けして

ほぼ食べられない状態が続いています

冷奴や生野菜・フルーツなどは食べられるんですが

今はごはんもなかなか胃が受けつけなくて・・・

時間と共に少しずつ回復するのを待つのみかなぁと