この週末、予報通りに雪となりました。

今期最強の寒波と称されるも、今期の冬将軍の照準からは、この地域は少し外れているのでしょう。

降雪10cm強、雪かきもさほど必要とせず、体力もほどほどに消費する程度。

 

予想はあってないようなもの。

ある程度の大枠は把握できるも、浮遊電子の動きまでは特定できないもの……。

そう思うと、ある程度の歯痒さは残るものの、爽やかな諦観に包まれます。

 

人をまとめるための規律も――本当の意味において――さして意味がないのかもしれません。

結局は、誰かを利するための方便のようにも聞こえます。

 

矢沢永吉のライブ・アルバム『The Rock』で、日本の放送業界から締め出し喰って、けっこう悪名高いシビレる曲と紹介して歌う『This is a song for Coca - Cola』。

当時のNHKは、歌詞に特定の商品名等が記載されているものを放送しませんでした。

おそらく、企業を利するということなのでしょう。

企業は宣伝広告費をかけ、販促のために音楽をCMに使うのは当然のこと。

レコード大賞では、『真っ赤なポルシェ』。

紅白歌合戦では、『真っ赤なクルマ』。

 

雨の降る校門前で、傘さし運転はいけません、と先生が自転車通学の生徒を注意するのと同じ。

風紀チェックで、学生服の形やスカート丈を指摘する先生らと同じ気がします。

ほとんど意味のない校則と意図するところが同じような気がします。

 

それでいて、昨年末の紅白では、サプライズと称して、矢沢永吉を舞台へ。

 

ホホホ……。

 

今では、商品名や企業の名称さえ――何の衒いもなく――歌詞の中に顔を覗かせています。

 

メンツや建前にこだわっていると、本質を見失うもの。

ま、振り上げた拳を素直に下せるようになりたいものです。

 

売れてからは、ジンに本物のライムを絞って飲んでいたけど、今は、やっぱり、若い頃呑んでいたライムコンクのほうがいい……的なことを、矢沢永吉が言っていたのを何かの記事で目にしたことがあります。

 

なんかね。

よくわかる気がします。

歳を取った証拠でしょうかね。

成長期に触れた食べ物や音楽には、今なお焦がれた気持ちです。

 

こうでないといけません的なこともある程度は必要だとは思いますが、そればかりに固執すると単色の迷路の中へと意識は沈んでいくのではないですかね。

 

お互いさまですかね。

会社だって、社長がいないと舵取りはできませんが、一人では前には進まないものです。

掛け声に応じて、しっかりとオールを漕いでくれる従業員がいてくれてこそ。

ま、中には、意見と文句の区別のつかない者もいるのは確かですが……。

ま、そういうときに威力を発揮してくれるのが規律なのでしょうけども……。

 

昨年末の紅白のステージでの矢沢永吉の心情……。

そっと覗いてみたくなります。

ま、にっこりと笑いながら、ロックンロールと言っているのかもしれません。

でっかいな~。