盆が過ぎ、8月も残すところ、あと2週間弱。
夏は、暑い盛りを越えると、ある種の物寂しさを漂わせます。
肌にあたる風、目に映る景色……。
若い頃から歩道橋が好きで、歩道橋から見える茜色の雲をよく眺めていたものです。
高校生の頃に聴いた【17歳の地図】の影響があるのかもしれませんが……。
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ひとりで渚に立って 寄せる波に吐息だけ
早いものね もう日が暮れてきたわ
帰り道がつらい
誰でも恋するように 俺もあなたに恋した
早いものね 時のたつのだけは
どこで何するやら Oh! Baby
今でも思いだせば 涙がこぼれるだろう
小粋な言葉はいらないけれど
夢からさめずにいたいだけ
――
若い頃のそんな思い出を、仏壇の脇にある回り灯篭がそっと引き連れてくれます。
娘が彼氏予備軍が運転する車に乗せてもらって、京都市内に帰って行ったのが引き金かも……。
いい事とそうでない事。
起こるのも、起きるのも、同じくらいがちょうどいい……。
ま、そんな起伏の少ない人生を求めつつも、実際は波立つ水面で苦闘することも幾度か……。
しあわせに思える瞬間を、楽しみながら、これからも積み重ねていきたいと思います。
サザンのこの曲は、何かのタイミングで、スッと脳裏を掠めます。
3丁目の夕日的な匂いを感じているからかもしれません。
その映画をいまだかつて観たことはないのですが……。
そんな感覚です。

