少しでも、という【もっと】の気持ち……。

若い頃は、尽きることのない泉のように湧いていたように思います。

 

年を追うごとに、【ま、いっか】的な妥協の波が、静かに押し寄せては引き返す……。

そんなことが多くなってきたような気もします。

 

バイクは、グループ内では2位でしたね、結局は。

上手いヤツに追い付けるけども、追い越せやしない……。

 

ツイストは、店でも2番目ぐらいでしたかね。

上手いオッサンの、デンデン、デンデン、デンデン、デンデン、シーズ・ガリッ! イェ・ベービ・シーズ・ガリ! 、でノリノリの、腰と膝を使ってのスロー・ツイストには、いつも完敗でした。

 

でも、よくよく考えてみれば、2番手というのは、なかなかの好位置のような気もします。

自分よりもうまいヤツの背中を、いつだって追いかけながら取り組むことができます。

 

今では、バイクは125㏄のモンキー。

ツイストは、【ロック・アラウンド・ザ・クロック】なら、その1曲でフロアーから去るほどの体力低下症候群です。

 

いつも大事にしていることがあります。

それは、自分がどれだけ納得できるか、ってこと。

 

2番手になると、【速いね】とか【うまいね】とリップサービスを交えつつ言われても、いつだって照れくさいものです。

そんなことよりも、ワインディングにおけるコーナーでのスムーズな立ち上がりと次への入り方が、どれだけスムーズに運べるか、とか、フロアーでは、リズムに合わせてのステップのチョイスのハマり具合に悦びを感じます。

正解に辿り着くことは到底ありません。

そもそも正解などないってことです。

 

マウスピースのくわえ方ひとつとっても、同じ気がします。

人それぞれ骨格が違います。

感性においても色彩の違いは明白です。

同じ景色を見ていても、感じ方が違って当たり前。

好みは。お仕着せでなく、自分で選ぶもの。

音楽という芳醇な土壌の上を――好みの匂いに釣られるように――これからもゆっくりと歩いて行きたいと思います。

ラッキーなことに、好奇心というスコップを片手に、これまで触れることのなかった興味を掘り起こせています。

つくづく、ツイているな、と思う今日この頃です。

あとは、この不景気を打破する営業力を身に着けていかないと……。

ホホホ……。

 

音楽には、似たような曲が多く感じられます。

ま、それに限りませんね。

家電でも同じ。

そう言えば、処方箋も同じ意味合いですかね、ジェネリック。

廉価で多数、世の中に出回るので、それらのほとんどに差異は見受けられなくなります。

そんな中、強い輝きを放つものがあります。

それは、常識の波間に見え隠れしている個性そのもの。

その個性に気づいたとき、ある意味、常習的な薬物依存のような感覚に陥ります。

個人的には、やっぱりアルバート・コリンズですかね。

晩年に録音された【アイス・マン】はたまりませんね。

ついつい聴きたくなるアルバムです。

とってもクール、いやいやアイスな演奏です。

おススメの1枚です。