先日、高瀬アキさんのライブに行ってきました。
演奏前、演者三人で、寛がれていらっしゃったところ、畏れ多くて遠くから声を掛けさせて頂きました。
すると、彼女のほうから近づいて来られ、これまた恐れ慄くほどの感動を演奏前に頂きました。
楽しみにしております、と最後に挨拶をして会場へ。
長尺の演目を2曲。
もう、圧巻です。
ビ・バップから現代音楽の系譜の中に、エリントンとミンガスの影がチラチラと感じられ、また、そこにモンクの香りが微かに漂う感じ……。
垣根のない音楽の泉のようなもの。
ま、言葉で表すことができないほどの濃厚なエッセンスを体感できる時間となりました。
また、アンコールでは、メロディを崩さずにテナーが朗々と音を紡ぎます。
速いパッセージやギミックな演奏をひけらかすのではなく、実にストレートに……。
美味しい魚を、薄い塩味だけで味わう悦びに、ある意味似ているような感覚に陥ります。
自分自身、その都度その都度のレベルで、真摯に精一杯に向き合う姿勢でありたいと思っています。
ま、まだまだそんなことを言える腕前ではないのは確かですが、来週のラジオの収録では、無謀にも1曲演奏しようと思っています。
エリントンに私淑したミンガス。
そんなテイストを感じるアルバムのひとつに『クンビア・アンド・ジャズ・フュージョン』があります。
私のお気に入りの1枚です。


