助け合い、という言葉。
よく耳にするものの、自分自身、意味の深さをどれだけ理解しているのか……。
振り返って思うのは、事実として、その時々で多くの人に手を差し伸べてもらっていたということ。
若い頃は、少なからず見返りを求めては親切を切り売りしていたように思います。
また、プラスとマイナスを天秤にかけては、行動半径を決めていたような気もします。
ま、たいした人間ではないですね。
もっと言えば、薄っぺらいヤツです。
ま、人としての魅力が乏しくて当然と言えば当然のこと……。
時間の経過とともに、大小の滝に打たれては汚れを落とし、そして新たな細胞を取り込んできたように思います。
忘れてはいけないのは、手を差し伸べる場合、必ず安全な岸にいなければならない、ということではないですかね。
そうでなければ、それはどこまでいっても傲りという偽善にしかならないような気がします。
未だにアクセルとブレーキを踏み違える事案がなくならないのも、誰しもが持つ思い込みによるものです。
自尊心と虚栄心を取り違えている方を見かけるたびに、上澄みの底に沈んだ澱のようなものを感じます。
浮ついた言葉の裏側に潜む野心……。
自分を過大評価してしまいがちな人と、またそれを助長させる偽善者たち……。
タイマーズの曲の歌詞に心躍るのは、そんな心境の表れのような気がします。

