昨夜、amazonプライムを観ていたら、ケータイが鳴り一時停止に。

実家からでした。

今週末、空いているか、と。

結婚60年だし、うちでご飯でも食べるか、と。

 

ついさっき、お得意先の料理屋さんに5人前の料理をお願いしてきました。

そして、今から夫婦茶碗を見てみよう、と……。

 

料理屋さんの奥さんが、結婚は忍耐やでな~、と笑顔。

 

ま、うちはまだ29年。

ま、まだ半分です……。

 

84歳と82歳。

 

ふと、アメリカでジャズ殿堂入りを果たされた秋吉敏子さんが脳裏を過ります。

なんとなく『ロング・イエロー・ロード』のタイトルが浮かびます。

独特の引っ掛かり……。

でも、推進力を失わない芯の強さ……。

大西順子さんの演奏にも同じ匂いを感じます。

 

私のような凡人には決して身に着くことのない『独特な』的要素。

だからこそ、焦燥的憧れは、ずっと続いていくのかもしれません。

 

個人的愛聴盤のうちの一枚です。