昨日の雨で、どうやら前線は東へと遠ざかっていった様子。

今朝は、もう秋晴れと言ってもよいほどの過ごしやすい天気。

清々しいほどの青空が広がっています。

 

昨日は、家内がお世話になっているギター教室の発表会でした。

山崎先生を拝見するたびに思います。

まるで、剣の達人、それでいて驕らない武士。

ま、長谷川平蔵きっての右腕、佐嶋のような雰囲気をいつも感じてしまいます。

家内の出番は3番目。

順が進むにつれ、私も緊張します。

来月早々、セッション。

また、11月には発表会。

 

明日は、先日の天橋立ジャズフェスティバルにて演奏に参加させて頂いたビッグバンドの打ち上げ、と。

明後日は、レッスン。

 

秋は実りの季節。

少しでも多く、昨年よりも育っていたいものです。

ま、当分の間、『枯葉』と『オール・オブ・ミー』という2本の剣で立ち回りたいと思います。

ま、私の場合は、思いは皆と同じ温度を保ってはいるものの、いささか酒井になれない忠吾あたりのようなもの。

ジャズ熱は、まだまだこのまま維持していきそうです。

はしかのようなものと、例えられる恋ではないでしょう。

 

そんなことを考えていると、不意に『アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー』が耳を通り過ぎていきます。

邦題は『恋は愚かと言うけれど』。

晩年のどすの効いたあの声で歌われると、これまで彼女が生きてきた人生の密度の濃さを感じさせられます。

名演はいくつもあれど、個人的には最右翼です。

ま、その次にアート・ファーマーの演奏ですね。

彼の演奏も、滋味深く、心の襞に染みていく感じがします。

そうすると、私にしてみれば、どちらも甲乙つけがたい演奏ですね。

気温がぐっと下がってくると、なんとなく聴きたくなる曲です。