このところ、ちょっと不安定な空模様です。
晴れているかと思えば、突然の雨……。
そんな些細な変化は、ある意味人生そのものです。
一喜一憂は、心に彩りを与えてくれますが、あまり神経質になってしまうと振り回されることも……。
人との繋がりは、生きていく上での栄養そのもの。
人との縁は、豊かな実りに向けての活性剤のような気がします。
一歩踏み出すことに、渇きが癒えるわけでもなく……。
さらに、手に入れたいものが増えていく……。
そんなことを考えていたら、若い頃のことを思い出します。
原資があるわけでもないのに、放射状に延びていく好奇心……。
ひとつひとつの可能性には、無鉄砲なほどの自信が被さっていくような……。
ただ、あの頃とは現実的な意味において大きく違います。
『できること』と『したいこと』の区別がはっきりと線引きできているということです。
もう、ジャイロマップやコンパスは必要なく、今では秀逸なカーナビがその時々の交通事情を検知してはスムーズに目的地へと誘ってくれます。
きっかけは、ジャズ・イン・タンゴというホーム。
乗り込む列車は金谷さん。
そして、車掌は大西さん。
私にしてみれば、A列車そのものです。
向かう先は、ジャズランド。
ジャズランドというレーベルで思いついたのは、モンクとコルトレーンのアルバム。
1957年の記録。
コルトレーンは、モンクのバンドで修業し、腕前を上げたとのこと。
分母や土台が違えど、私なりにも幾ばくかは上達したいものです。
ホホホ……。
大西さんから頂いた、お気に入りのレスター・ヴァージョンの『オール・オブ・ミー』。
このあたりが、私にとってのマイルストーンになるような気がします……。
ワクワクは、まだまだ収まりそうにはありません……。


