お盆が過ぎたからと言って、決して油断しないでください、と気象予報士さん。
ま、ね、この残暑。
夏の盛りを過ぎた……なんて表現は、もう昔のこと……。
昨日、おやじのところから素敵な残暑見舞いが届きました。
東京にいた頃からの友人です。
互いに『おやじ』と、当初から呼び合っていました。
何の利害関係もなく、思ったことを言い合える仲。
私の宝物のひとつです。
また、昨日は、帰省していた娘を、家内とともに送りに……。
ま、仕事が終わってからなので、夕方から……。
そして、夜は、かねてから気になっていたお店へ。
私は、死ぬまでに一度、本物の神戸の洋食が食べたいと思っています。
お客さんの笑顔を見たい一心でこしらえるハンバーグやエビフライ。
弊社のお得意様にも、そんな心意気のお店があります。
やっぱり、違いますね。
利益は大事。
でも、もっと大事なことを心得ている空気感が、他愛のない会話の中に漂います。
そんな店主の笑顔に触れるたび、いつも心が引き締まる思いです。
相手をもてなす、ということは、感動は当然として、満足を引き出す、ということではないですかね。
おざなりな対応をされ、苦い思いをしたこともしばしば……。
そんな小さな滝のような経験の一つ一つが、仕事のスキルを上げてくれる滋養のようなもの。
そして、それは人としての内需拡大に、非常に貢献してくれる気がします。
住めば都、と言いますが、心はつねに優雅でいたいものです。
ホホホ……。
優雅と言えば、ボサノバですね。
陽射しを遮ってくれている枝葉が、時折吹いてくる風に揺れる感じ。
隙間を縫って差し込む陽光が、閉じている瞼を心地よく刺激してくれます。
そんな感覚を、スタン・ゲッツとチャーリー・バードの『ジャズ・サンバ』を聴くたびに思います。
素敵なアルバムです。



