先週末、雨が降ったものの、気持ちは晴れやか。
ビッグバンド『ニューポート』復活の練習の初日を迎えました。
天橋立ジャズフェスティバルの目玉的存在とのこと。
新たな歴史の1ページに参加させてもらえる悦びを胸に、しばらく立ったまま会場を眺めていました。
それは、また私自身にとっても新たな経験の序章のはじまりです。
ま、私も楽しく演奏できるようになるためには、まだまだの身。
同級生のシゲーに言わせると、どうやら私はリズムに安定して乗れていないとのこと。
根本的なところを指摘されているようで意気消沈。
ま、これはよく自分でもわかるのは、運指を気にするあまり、どうしても引っ掛かりが出てきます。
ま、要するに指がきちんと動くことさえままならないということですね。
音はしっかり出るようになってきたのが、せめてもの救い、小さな自信に繋がります。
コンサートマスターに
ここのソロはできますか?
との問いに、練習すればできる気はします、と回答。
ただ、迷惑はかけたくないので、せめてテーマだけでもしっかりと吹けるようになりたいと思います。
特に、『Aトレイン』は好きな曲。
どんなことでも同じ。
一歩踏み出すごとに夢の色彩は変わっていくもの。
70歳ぐらいになったらジャズ喫茶をオープンさせてみたいなぁ。
そうなら、ちょこっとアルトサックスでも吹ければいいかなぁ。
そんなふうに描いていた青写真。
今では、ジャズセッションに出会ってからというもの、真剣に取り組むようになって2年と3か月。
同級生のシゲーは、仲間たちやプロの演奏家とも楽しそうに演奏しています。
今の私には眩しいばかりのアイドル的存在。
ま、とりあえず、同級生のシゲーにも認めてもらえるように頑張ろうと思います。
決して卑下しているわけではなく、ただ音楽年数は私の10倍、15倍、20倍の年月。
確実に音楽的には先輩です。
私の場合、音楽的素養は中学生で止まっているところと、人間的にも魅力が乏しいところがネックですが……。
今月末には、金谷さん率いるシルバーライニングのライブに出かけます。
当然ですが、メンバーの力量は水準以上。
ピアノは大気の流れそのもの。
トランペットは抒情的。
ベースは力強くビートを送り出します。
今の私のお気に入りです。
今の夢は、いつか金谷さんや藤井さん、財さんたちと笑顔で演奏できるようになることです。
今は、遠すぎて輪郭さえ思い浮かびませんが……。
Over The Rainbow...
ま、そんなところです。


