先日、プロの演奏家の方のFacebookを見ていて、すんなりと腑に落ちたことがあります。
ことあるごとに、悶々と思っていたことだったため、ある意味答え合わせができたような感覚でスッキリと。
ま、様々なご意見があってしかるべきものの、私も仕事的にはプロ意識を持って携わっている以上、通底するものを感じ、安心しました。
そのプロのアルトサックス・プレイヤーの方が、セッションホストをされた時のこと。
ホスト仲間に、キミのソロ、長いんじゃない? と。
ボクは、単にダラダラと垂れ流しているんじゃない。
ボクのセッションに来てくれた以上、ボクの音を耳や身体で感じてほしくて真剣に吹いている、と。
至極当然の思いであり、それは音楽に対して真摯に向き合っている証拠のようなもの。
深く感じ入りました。
ちなみに、私はその方のCDを3枚持っています。
私は、まだまだ未熟でありながらも、時々プロの方のホストによるジャズセッションに参加しています。
胸を借りる、と言えば聞こえがいいですが、本当のところは、滝に打たれに行くようなもの。
自分を飾る道具でもなく、ましてや便利屋でもないはず。
プロの演奏家へのリスペクトを欠いていては、空間の共有という温もりではなく、ビジネスライクな冷めた空気しか感じられないように思います。
ま、いろいろな用途や意図があって当たり前。
愉しむという温度差があっても当たり前。
上手になりたいのなら、真剣に。
ただ楽しくしたいだけなら、仲間うちで。
これらは、どんなことにも共通するものです。
そう考えると、身近にプロの演奏家がいてくれるしあわせを痛烈に感じます。
今日は、お客様への提案等の話のあと、見積もり依頼を頂き、とてもうれしく思いました。
これからも、仕事に趣味に、頑張っていこうと思います。
ビッグバンドのコンサートマスターからメールが入っていました。
いよいよ練習がはじまります。
一生懸命取り組もうと思います。
情熱に腕がついてきてくれれば、何も言うことはないのですが……。
年を追うごとに、ただ楽しいだけでは満たされなくなるもの。
何か意味を見出しては、自分の成長に繋げていきたいと思います。
いつまでも、気持ちはロックンロールです。

