どんなことも同じですかね。

会社の玄関に置いている水槽の魚を見ては、つくづく思います。

凍てつくほどの寒い冬を越し、一気に一回り以上大きくなった感じです。

冬に見た温度計での最低水温は3℃だったことも……。

私なら、とても生きていられません……。

このところ、朝でも16℃ほど。

ま、自然界は、どうでしょう?

もっと厳しいのですかね?

 

4月の終わりには、椎名豊さん。

5月のなかばには、多田誠司さん。

そんな素晴らしい二人のステージを観る機会を得ました。

ま、それも、2年程前、真剣にアルトサックスを取り組むようになり、行動半径が拡がったおかげです。

若い頃に聴いていたミュージシャンに触れる機会が増えてきたように思います。

いちばんの影響は、金谷康佑さん。

彼の演奏は、海上における大気の動きそのもののように思います。

 

多田誠司さんのデビュー当初のCDも持っています。

1990年代に入ってから2000年代にかけて。

その頃、またジャズをよく聴くようになったのが原因か、と。

若手のミュージシャンがニューヨークの若手との共演も多くなっていたように思います。

1980年代半ばあたりのブルーノート・レーベルが生まれ変わったのが大きなきっかけですかね。

確か、東芝EMIもsomethin' elseなるレーベルを創生したのが1990年前後だったような……。

あの頃は、よく大西順子さんを中心に聴いていたものです。

アルバムでは『ピアノ・クインテット・スート』がいちばんのお気に入りです。

持っている多田誠司さんのリーダー・アルバムは『THE GIG』と『WORKOUT‼』の2枚だけ。

でも、サイドでの含めれば6枚ほど持っています。

今から楽しみです。

 

また、昨夜はジャズのカオリさん、金谷康佑さん、佐野正二さんらによるバースデイ・ライブに家内と出かけました。

ソファに座り、ベースのそばで聴いていたせいか、いつもよりもベースの音がアグレッシブに感じられました。

いつか、エラとサッチモの微笑ましい掛け合いの『レッツ・コール・ザ・ホール・シング・オフ』をカオリさんと金谷さんの歌声で聴いてみたくなりました。

私も、水槽の魚のように、練習を積んで、一回り大きくなりたいものです。

 

今日は、会社でエラとルイのアルバムを流しています。