ようやく、昨日、アマゾンから到着。

ベリンガーのオーディオインターフェイスです。

 

事務所でサウンドブラスターのモノを使用しているのですが、使い勝手がよく、この度自宅にて使おうと……。

ま、レコードの音源をサウンド・イットというソフトを使ってパソコンに取り込もうと思います。

今までは、MDにて作業をしていましたが、そろそろ私の持っているMDデッキも故障個所がちらほらと……。

中学生の頃、レコードの面を取り換えるのが面倒で、よくカセット・テープに録音したものです。

ジャンルに合わせて、ノーマルやクロームを使い分けて……。

また、メタルやフェリ・クロームというのもありましたね。

 

カセット・テープのデメリットを飛躍的に改善したのがMDでした。

ま、それも時代の趨勢にすっぽりと呑み込まれてしまいましたが……。

 

今や、新車には、CD・DVDプレーヤーが初めから除外されています。

そうなると、BOSEのスピーカーさえ取り付ける意味がないというものです。

 

時代の変遷によって、価値や見方は変わるもの。

いろんな滋養を超高速で吸収していた若い頃。

まだ舶来という言葉が生きていた頃。

ジャック・レモンの『アパートの鍵貸します』やハンフリー・ボガードの『カサブランカ』あたりのビデオを観ていた頃。

輝いていた時代の残滓。

猥雑さと喧騒、それに華やかさが混じっていた昭和の匂いをずっと覚えておきたいものです。

遠い日を思いつつ、今日は阿川泰子さんのアルバムを流しています。

外は雨ですが、そんな天気にもぴったりのアルバム。

当時は、レコードをよくターンテーブルに載せていました。