昨日は、また新たな出会いに恵まれました。

地方のコミュニティ紙のようなものに家内の手仕事が紹介され、併せて私の紹介もして頂いたのがきっかけです。

オマケ的なほんの2、3行。

アルトサックスの練習に取り組んでいることと、以前書いた小説を掲載してくださいました。

 

先日、その方からチラシをお渡ししたいと家内の携帯に連絡が入り、昨日お会いする機会を頂きました。

ジャズ愛好家と申しますか、卓越したプロモーターとでも称しますか……。

ご自宅に一流のジャズ・ミュージシャンを招聘され、約60人くらいの方々に素晴らしい演奏を聴いて頂く、という活動をされています。

文化面において地域の底上げを――個人的レベルで――考えられておられる熱意に驚愕するとともに感銘を受けました。

過去に、大山日出男さんも、ご自宅にお客さんを招いて演奏されたとのこと。

 

今回は、4月30日と5月1日。

なんと、椎名豊さん率いるクインテット。

20年以上も前のCDを持っています。

当時は、椎名さんも若手のひとり。

そんな椎名豊さんら日本の若手のミュージシャンが、海外の凄腕ミュージシャンと録音したCDを持っています。

1曲目から、エネルギーに溢れた演奏が展開していきます。

昨夜は、久し振りに手に取り、一通り聴きました。

そして、私の持っている大山日出男さんのCDは、これ1枚です。

私は、この本を買ったのが2年前。

その頃、お客さんのカフェで開催されたジャズセッションを機に、とりあえず何か1曲私も吹けるようになろうと思い立ち手に入れたモノ。

でも、中学生の頃の音楽の授業以来、音楽とは縁が遠くなっている身には、言葉の意味さえ響きません。

それからというもの、レンタルスタジオに週に1度。

アルトサックスのレッスンには月に2度。

それらに加えて、今ではジャズ理論的なことを教えて頂くこと月に1度。

今は、アクセントとスラーを意識して、アーティキュレーションの練習をひたすらしています。

4小節ずつ区切っては、もう4小節と……。

地味なことの繰り返しです。

あと、是非とも習得したいのは、スイングでの音符への乗り方です。

それらを徹底して練習し、次回のレッスンで先生にOKを出してもらえたら、来月のジャズセッションに臨もうと思っています。

 

そう思うと仕事と同じですね。

今をしっかりと固めつつ、先を見据える……。

どんなことでも同じ。

現在の延長が未来ですから……。

不安はいつだって加速を支える燃料そのもの。

そう思うと、燃料の化学反応が最高潮に達した『明日なき暴走』はたまりません。

エネルギーに溢れた演奏は、次第に咆哮へと変わっていきます。