昨日は、宮津でジャズセッションがありました。

演奏したかったのですが、吹くと咳き込むので取り止め。

楽器を持たずに、第一部だけ観覧させて頂きました。

 

ギターを持ってきている同級生に

どうなん? 吹かへんの?

と訊かれ、理由を言うと、

おっ、それ、ひょっとしてコロナちゃう?

わしも、去年のちょうど今頃、そんな感じやったで、と。

ま、コロナも風邪も同じ括りなので、ま、本当のところはわかりませんが……。

 

初め発熱はあったものの、2日ほどで落ち着き、ずっと引きずっているのは咳と鼻。

ま、鼻水のほうはほぼ全快。

ただ、喫煙が快方に向けての歩みを邪魔せているのは確か……。

 

残念やなぁ、また、フライミー、一緒にやらせてもらおうと思ってたんや

と言うので、今、練習に取り組んでいる内容を伝えました。

ま、曲は、相変わらずの『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』。

コンサート・キーがCでのしっとりボサノバ・バージョンの確立。

同じキーでのスウィング・バージョンのフレーズ作り。

そして、コンサート・キーがFでの軽快なボサノバ・バージョンのフレーズ作り。

あとは、4バース・チェンジに対応できるフレーズの応用力。

要するに、まだまだ引き出しを多くするための過程そのものです。

 

今は、カッコよく吹けるようになることよりも、丁寧に着実に自分の『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』を作り上げたい気持ちのほうが強いですね。

ホホホ……。

ま、音符の数は少なくとも、音の繫がりをスムーズに、小粋な音を挟みつつ挑戦していこうと思っています。

なかなかですが……。

 

昨日のセッションでは、師匠の真摯な姿勢を垣間見ることができ、さすがだなぁ、と感動しました。

目標は、期待に応えられる演奏ができるようになること。

いつぐらいにそんな日の出を迎えられるのか、キリン気分な毎日です。

『日の出』のフレーズに、すぐにレス・ポールとメリー・フォードを思い浮かべます。

でも、心境的には『やりかけの人生』とか『ベリー・スペシャル・モーメント』を含む笠井紀美子さんのアルバムのほうが近いですかね。

今、事務所で流しています。