先週のアルトサックスのレッスンで、思い切って先生に提案してみました。
基本からしっかり取り組みなおそうと思います、と。
そこで、レッスン内容を少し変えて頂きました。
まず、スケール練習を、とCとGとFを。
そうして、順に♯と♭をさらにひとつずつ増やしていこうと……。
あとは、アーティキュレーション。
これは、ヤマハの教本を生かし、音程はそのままにとりあえず吹くことに。
音符通りに吹こうと思うと、今の自分では気が散ってしまい本末転倒に……。
よく使われる言葉ですが、やっぱり一丁目一番地、というところです。
あのスタンリー・タレンタインの逸話で興味深い話があります。
テナーサックス奏者の父親からテナーサックスを教えてもらったとのこと。
ただし、ワン・ノート(1音)ずつ。
しっかりと吹けないと次を教えてもらえなかったようです。
確か、母親はピアニスト。
兄貴はトランぺッター。
ふと、ウィントン・マルサリスやブランフォード・マルサリスを思い出します。
音楽の勉強も、たどたどしくも進んでいます。
サークル・オブ・フィフス(フォース)。
宿題に、空でその図を書けるように、と頂きました。
ちょっと吹けるといいな、という思いが、今ではしっかり吹けるようになりたい、と強く思えるほどに。
ま、いつになるかはわからないものの、夢は膨らみます。
この前、面白いものを見つけたので、今度は先生と一緒にこれに取り組んでみようと思います。
狙うのは、いつだって最大公約数からの拡がりです。
このスタンスは、どんな時でも変わりませんね。
65歳かそのあたり……。
ジャズ喫茶を開くのが夢です。
ジジィのマスターが、実アルトサックスが吹ける、なんてカッコいいことがしたいものです。


