今日は、朝から暑いですね~。

それに、疲れがなかなか取れません……。

 

ま、その原因のひとつが、amazonプライムの『Major Crimes~重大犯罪課』です。

つくづく思うのですが、些細な仕草や感情の機微をさりげなく表現するあたり、アメリカやイギリス、ま、他の海外の映画はおおむね上手です。

俳優の力量が、こちら側のスタンダードを大きく上回っているのでしょう。

底辺の差ですかね。

取るに足らない映画や音楽もいくつもありますが、やっぱり凄いと思うのは、おそらく関係者全員が互いにリスペクトし合っているのではないですかね。

自己意識を持つことはとても大切なことですが、それが助長され、過剰になり、自己中心的な考えへと発展してしまうと、どうにも鼻についてしまい、観たり聴いたりできなくなります。

それは、裏返すと自分にも当てはまること。

ことあるごとに気をつけないといけません。

 

逆に、若い頃に抱いた感情に対するオマージュ的なモノは、何度も観たり聴いたりできるのは不思議です。

例えば、『風の歌を聴け』とか『ライ麦畑でつかまえて』とか『稲村ジェーン』とか『アメリカン・グラフィティ』とか……。

技巧的にどうだとか、ストーリー的にどうだとか、そんなことは、もう関係ありません。

最初に実をつけたメロンの瑞々しくも濃厚な味わい。

その場で開いて炭火で焼いたうなぎの香ばしくもふっくらとした味わい。

そんなふうに、理由や意味はいくらでもあとからつけられますが、理屈抜きにたまらない、ということです。

 

どんなことでも同じですね。

仕事も趣味も。

これくらいできれば、ま、いいか的な考えでは、技術はもとより人間的にも成長しないものです。

今日は、午後からアルトサックスのレッスンがあります。

しっかりと吹けるように早くなりたいものです……。

 

今日は、朝から事務所では、西村由由紀江の『My Stories』を流しています。

ライナーには、12編のエッセイがあり、それを受けるように曲が並んでいます。

ほとんどの曲は、過去の作品をソロで演奏しなおしたものです。

レースの向こうには強い陽射し。

そんな時、エアコンの効いた室内で、静かに耳を傾けるのにはうってつけのアルバムです。