昨日、2階にインパクトを取りに行った時、ふと目に付いたMD。

手に取ってみると、どうやら、尾崎亜美のお気に入りのタイトルが書かれていました。

74分も記録できるのに、曲数はたったの10曲です。

たぶん、大人になってから、何かの特集番組を収録したモノのようでした。

 

中学生、高校生の頃。

NHK-FMで午後6時からリクエスト番組がありました。

今でも覚えているのは、久保田早紀の『異邦人』をリクエストし、かけてもらったこと。

うれしかったですね。

当時は、はがきでのリクエスト。

その番組がきっかけで、好きになったアーティストはたくさんいます。

中でも、尾崎亜美は強烈な印象を与えてくれました。

『初恋の通り雨』の歌詞の切ない心の揺れのような世界観に共鳴したのかもしれません。

ま、思春期だったのが影響しているのは言うまでもありませんが……。

―ー

ガス燈に届くよ 降りてきた霧が
あなたを見たとたん 空もはにかんで
ぽつぽつと 降りだした 甘い大つぶの雨
気のきいた プレゼント
雨やどりをしてる うしろ姿
傘を差し出して ほほえんだ
これからのことは 誰もと同じ
ふたりの傘の中 うつむいてただけ
淋しそうに「もうすぐ雨があがって しまうねと」
そんなことばに おどろいて
こんな日は私 好きじゃないわなんて
強がりいって 駆けだした
思いがけずに 恋が始まり
思いがけずに 恋は終わったの
想い出してしまう こんな雨の日は
アスファルトの路も ふたりの傘も
淡いグレイの光の中で 輝いていた恋
なにもかも 始まりそうで
雨やどりをしてる うしろ姿に
また 心 ときめかせ 立ち止まっていた

――

 

あの頃は、自転車でどこかに出掛ける時、小さなラジオは必携アイテムでした。

リアルタイムで買ったレコードは、『Shot』。

いい曲満載です。

カルピスのCMにも使われていたように記憶しています。

当時、東芝EMI時代のアルバムはベスト盤の『ハートボックス』を買って、そして後追いで、順にデヴィッド・フォスターが手掛けたアルバムを含め、ポニーキャニオンに移籍してからのレコードを集めたものです。

ま、オリジナル・アルバムでは『Miracle』が最後でしたが……。

昨夜は、そんな懐かしいモノを聴いていました。

 

今日は、午後から休ませてもらい、日曜の夜から帰ってきていた娘を京都市内に送りに行きます。

家内と娘はイオンモールが大好きなので、桂川イオンにでも寄りましょうかね。

LLビーンでセールでもしていたら、半ズボンを買おうと思います。