多くの場合、自意識を守るために、『個性』という言葉に逃げる傾向があります。

 

ま、若い頃の私自身もそうだったので、とてもよくわかります。

 

 

苦手なことだったり、足らないことなんかを他人から指摘されると、『個性』という盾で身を躱す感じですかね。

 

もっともっとブラッシュアップすれば、必然的に上達していくはず……。

 

そうしていくことで、自分が描いている景色を一望できる丘に辿り着くように思います。

 

 

甘えちゃダメですね。

 

ズルい妥協のようなもの。

 

でも、それでは何年たっても、自己満足の淵から這い上がることはできないものです。

 

 

仕事やプライベートも同じ。

 

今は、本当の自信を手に入れたい気持ちでいっぱいです。

 

 

昨日は、つくづくそんなことを感じさせられた時間を過ごすことが出来ました。

 

まずは真似ること。

それからですかね。

個性が光ってくるのは……。

 

気怠いボッサ的な『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』。

抑揚の大切さをつくづく感じます。

 

 

昨日は、大家さんのところに行く道中、小さな川で魚を取りました。

 

 

私にとっての一服の清涼剤のようなものです。

 

今、事務所で流しているのは『あしたのジョー2』のサントラです。

高校生の頃ですかね。

午後7時だったと思います。

ブラウン管にかぶりついて観ていました。

『白木葉子のための練習曲』あたりはたまりませんね。

哀愁を感じさせるトランペットの音色の『テーマ~夕焼けの街』なんかも。

私にとっての『あしたのジョー2』はなくてはならもの。

ラーメンの上に乗っているチャーシューみたいな感じです。

それにしても、荒木一郎はすごいですね。

イメージにピッタリの曲を作り出してしまうのですから……。

『明日への挑戦』なんて、『よし、頑張ろう!』、という気持ちにさせてくれます。