いつだって、誰だって、情熱だけでの舵取りでは、決して夢へのレールには繋がらないもの。
何かのせいにしては、悔しさを紛らわせてみたり……。
その瞬間を切り取っていては全体はわからないもの。
被害に遭った人も――上澄みに目を凝らせば、他の誰かに対しては加害者なのかもしれません。
おそらく、あらゆる事柄の原因と結果は、まわり回ってブーメランのように自分へと返ってくるように思います。
ま、因果応報の極みですかね。
自分だけ……。
家族だけ……。
仲の良い友達だけ……。
信念を持つ大切さを年を追うごとに痛感します。
自分にとって大切なものを奪われないように、周囲への配慮を怠らないようにしたいものです。
事務所で今、アニタ・コクランを聴いていますが、彼女がやりたかったことがあまり反映されていない気がするデビュー・アルバム。
ま、これはこれで好きですが……。
代表的なところで例えると、トリーシャ・イヤウッド的なテイストを強く感じます。
ジャケットからすると、もう少しソリッドな感じのカントリーを押し出したかったのかも?
ジャズ・スタンダードと同名異曲の『One Of Those Days』はお気に入りです。
その次に流れてくるギター・サウンドが全面を覆う『Girls Like Fast Cars』もカッコいいですね。
ま、思いはそこそこに前を向こうと思います。
今日は、アルトサックスのレッスンがあります。
四分音符と八分音符、このあたりがなかなかです。
つい、感覚で吹いてしまいます。
『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』をしっとりとしたボッサで……。

