来月の頭に3年振りにオールディーズのダンスパーティーが開催されます。

お客様の社長さんがボーカルを務めるバンドが主催です。

 

オールディーズに心酔していったのは高校生の頃。

 

中学生の頃はというと、矢沢永吉や宇崎竜童、あと、少し路線の違う横浜銀蝿あたり。

週刊の漫画雑誌の裏表紙に掲載されていたモデルガン愛好家会員の会員証を雰囲気で持ってみたりして……。

そうそう、胸には匂い袋を忍ばせ、また、エチケットブラシを携帯していました。

 

高校生になると、これまでと同じ陽射しがまったく違うものに感じられたものです。

天橋立の松並木を自転車で高校へ。

途中、外国人観光客にカタコトの英語で話しかけたりして……。

 

あの頃よく買ったレコードで、A面とB面に別のアーティストの楽曲が収録されたものが多かったように思います。

例えば、A面はジャン&ディーン、B面はビーチ・ボーイズ。

あと、A面がリトル・リチャードでB面がチャビー・チェッカー。

それと、A面にはポール・アンカ、B面にはニール・セダカなど。

 

大人になって気づいたのは、CDのベスト盤に収録されている曲の中には、当時よくレコードで聴いていたアレンジとは違う曲がある、ということです。

これには少しげんなりしてしまいます。

例えば、ポール・アンカの『マイ・ホームタウン』だったり、パット・ブーンの『アイル・ビー・ホーム』。

決定的なモノとは、身勝手ながら、結局は馴染みのあるものだったり、思い出に重なっていたりするものですね。

 

当時、『愛しのラナ』や『恋のパームスプリングス』あたりを聴きながら、ちょっといきがっていたのを思い出します。

 

12月10日。

その前日に、娘が帰ってくるとのこと。

今回は、家内と娘と3人で、ジルバとツイストを踊りに行こうと思います。

ほんの少しだけ、あの頃のような発熱を求めて……。

コニー・スティーヴンスのセリフ入りの『トゥー・ヤング』を、今事務所でヘビーローテーションしています。