明け方にほんの少し雪が降っただけで、どうやら天気も落ち着きそうな感じに。

遠くに教習所の車が見えます。

そろそろ春に向かって、いろんなことが動き出します。

 

近い未来、オミクロン株が風邪に置き換わることを勝手に想像してみたり……。

 

願いや思いは、手が届きそうで届かないところをふわふわと漂うものなのかもしれません。

高校生の頃、60年代のアメリカに強い憧れを抱いていました。

ブラウン管からはシンディ・ローパーのビデオ・クリップ。

でも、頭の中では、いつだって『アメリカン・グラフィティ』でのオールディーズの数々が、グルグルと回っていました。

 

フフフ……。

 

アメリカ……。

行ったこと、ないですけどね。

映画のワンシーンのように、湖畔で車を盗まれ、とぼとぼと林の中を歩いてみたいものです。

たぶん、カートでしょうね、私は。

チェックのシャツにチノーズのパンツ。

一歩を踏み出すことに、どういうわけか躊躇してしまう感じ。

きっかけを探して、意味もなく夜の町を彷徨ってしまうような。

佐野元春の『ダウンタウン・ボーイ』みたいに。

 

この曲は今でも大好きです。