今朝の冷え込みは少し和らいだようで……。

と言いつつも、今週も雪マークを控えたままです。

 

悩みやコンプレックスというものは、もともと他人には理解され難いもの。

真剣に向き合う気持ちが強いと、時々マイナスの方向へと意識が向かいがちに……。

 

人は、ひょっとして、ある瞬間において、疑心暗鬼に陥ることがあるものです。

自分を形作る価値観のような、ある意味普遍的なモノを特殊なモノとして捉えてしまい、気づかないうちにメエルシュトレエムの渦に呑み込まれてしまうのかもしれません。

 

私は、27歳か28歳の頃、自分の部屋で横になり、よく天井を見上げていたものです。

社会から取り残され、前向きな感情は一切なく、ただぼんやりと過ごす日々。

仕事はしないと食べてはいけず、かと言って覇気のないねずみ色の毎日。

 

なんともないことが、当時の自分には重くのしかかり、足枷は歩みを妨げていたような……。

でも、あの頃があったから、今の自分がいることは確か。

 

人に頼らず自分を試す。

 

乗り越えてきた壁の高さを振り返っては自分を褒めてみたり……。

 

自己満足でもいい、確かな証を手に入れたい。

そんな気持ちの中で、ただもがいていたような気がします。

 

正しいかどうかではなく、可能かどうか、というコンパスだけを頼りにしていたような……。

 

以前、ブログでも紹介した『誰も知らない私の悩み』という曲。

私が知っている演奏は、サッチモとエリントンのバージョンです。

意図の有無にかかわらず、命を落とした方々に対し心よりご冥福をお祈りします。

 

 

昨日は、娘の引っ越しの手伝いに家内と京都へ。

段取りの甘さは想定内です。

なんとか無事荷物の移動や配置を終えました。

これからいろんなことを少しずつ覚えていって欲しいものです。

 

斯く言う私は、文字を書くにも一苦労です。

メガネのレンズは合ってはいるものの、ほんの少しの暗さにも対応できないほどに。

今ではこんなライトを頭に掛けています。

 

いま事務所で流しているのはジョーン・バエズです。

ほっこりしたい時にはピッタリですね。