寝苦しかった昨夜の雨は、どうやら小康状態です。
このあと、雨を降らした雲は北東へと進んでいく模様。
思えば、今年の秋は例年に比べ、台風が少なかったような気がします。
様々な嵐が吹き荒れたせいで、遠慮したのかもしれません……。
大きな流れというものは、なかなか変えることはできないもの。
決して一人の力では遠く及ばないものです。
かと言って、手を拱いていても何ら景色は変わりません。
そのあたりが歯痒いところです。
最小単位のコミュニティである家庭、次のベースである会社で、できる限り公平性を保っていたいものです。
『立場を踏まえる』ということが、そもそも公平性に水を差すやっかいなモノなのかもしれません。
かつて新党を立ち上げ、代表を務めた現弁護士。
初めにインターネット事業会社を設立、今では宇宙を見据える実業家。
カリスマ性のある人たちでも、いくらか口当たりを変えることはできても、水質自体を改善するには至らないのかもしれません。
女性の頭上を抑えつけている岩盤よりもはるかに硬い層が、雨そのものをコントロールしているのではないですかね。
どこまでいっても不公平はなくならないもの。
社会通念上の常識のひとつとして、そう脳にインプットしておけば、ストレスを軽減していけるはず……。
そうは言っても、文句が出るのは人情ですかね。
そのあたりが、今回の衆院選の投票率にも表れているのかもしれません。
セロニアス・モンクの『ストレート、ノー・チェイサー』。
まさに、そんな感じで生きたいものです。


