今朝は、起き抜けに少し鼻声な自分に軽く舌打ちをしてしまいました。

そろそろエアコンのつけっ放しを控えないと……。

こういったところにも、もう感覚的な若さでは対処しづらくなった今の自分に思わず苦笑い。

 

若い頃は、無鉄砲でも壁を乗り越えていけるだけの跳躍力を備えていたものです。

年を追うごとに、極力無駄な消費を避け、様々なスパイスやソースを楽しみながら、素材を楽しむようになってきたように思います。

 

そう思うと不思議なもので、かつ至極当然のようにも思えてきます。

結局のところ、そもそもパイは決まっているもので、転がるたびに中身の比重が変わっていくだけなのかもしれません。

優しさや意地悪。

正義感や妬み。

その球体は、一言では言い表せないほどにカオスに包まれ、何色なのかさえもわからないのでしょうね。

 

同じ香水をつけても、誰一人として同じ香りにならないことと同じ。

少なくとも不快な匂いを漂わさなくてもいいようにブラッシュアップしていきたいものです。

 

 

このところ、会社やリビング、寝る時と、前野曜子のアルバムから好きなものばかりをつまんだCDをかけています。

歌い方に絶妙なセンスを感じます。

ある意味憧れかもしれません。