台風の通り道は、なかなか予想通りとはいかないもの。

良くも悪くも気ままな感じに。

知らないうちに熱帯低気圧へと姿を変えていきます。

 

いちばん気になるのは、新型コロナウィルスの行方……。

オリンピックの感動を引き連れながら、日本列島の隙間を埋め尽くすほどの勢いで駆け巡ります。

 

どこに行くわけでもなく、いつもより少しだけ美味しいものを頂くことが、このところの楽しみ方のスタンダードになっています。

それと、もう一つ。

懐かしいアニメをamazonプライムにて、連続で観ることくらいです。

 

そう思いつつ、ふと80年代半ばから90年代の声優さんの素晴らしさを改めて痛感します。

同じ年代の俳優さんは、細かな仕草や些細な行動に注意を向ける人が少ないような気がします。

それに比べると、声だけでイメージを膨らませる声優さんのセンスには脱帽します。

 

どんぶり勘定的な仕事のやり方と損益分岐点を頭に入れて運営する会社くらいの差を感じてしまいます。

どちらにしても遊びの部分はあるにしても……。

 

プロ意識の在りようが、仕上がりにかなりの影響を与えるのでしょう。

 

ただその反面、素晴らしい表現力を持ち得ながらにして、その力を発揮し得ずに消えていった方もいらっしゃいます。

 

やっぱり、運と縁は大切です。

 

『スペースコブラ』の主題歌を歌った前野曜子さん。

彼女の潜在能力を大野雄二さんの音楽センスがフルに発揮したように思います。

言葉の強さは、アメリカのソウル歌手に匹敵するほど。

 

このところ事務所では、『スペースコブラ』のオープニングテーマとエンディングをヘビーローテーションです。

従業員は、また私のいつものクセ、と少々呆れ気味。

フフフ。

ヴァイオリンがしっとりと奏でる『シークレット・デザイアー~インストルメンタル』なんて、ステファン・グラッペリの世界です。

いいものはいいですね。

どれだけ時間が流れても……。