夜中から降り出した雨。
今朝、大雨警報へと変わりました。
有線放送の大きなチャイムの音と激しい光の点滅に、我が家の犬たちがリビングで吠え回ります。
神妙な面持ちで、いくら訴えたところで、本当に伝えたい人たちの心に届かない言葉。
幾度も繰り返される緊急事態宣言やまん延防止等重点措置。
『採取禁止』の看板を横目に、『みんながしているから自分も』、と潮干狩りに耽る人たち。
正しいとか正しくない、とか……。
面白いか面白くない、とか……。
それは、主観的な判断によって決めること。
人に合わせることではないはず。
自分にとって大切な人を守ると思えば、意識も変わるのではないですかね。
欲求を満たそうと、自ら危険信号を灯すハードルを下げてみたり……。
誰に言われるわけでもなく、ただ自分の意識をどれだけしっかりと保てるか、が大切なような気がします。
建て前と本音。
善と悪。
どちらも、誰の心の中にも存在するもの。
ただ、それらを認識して、どう扱うか、が責任をともなう大人の義務のようなものなのかもしれません。
混沌とした世の中では、意識はどうしても刹那的な享楽に流れがちに……。
今後の安心へと繋がる輝かしいパスポートを手に入れるために。
営みにかかわらない、可能な範囲内での少しの我慢。
それらを丁寧に積み重ねていければ、と思います。
久し振りのワイパー越しに、ふとそんなことを考えていました。
ついさっきまでの雨も、今では勢いを弱めた様子。
いいことも悪いことも長くは続かないもの。
昨日は、『スペースコブラ』を観ていました。
やっぱりいいですね、大野雄二の音楽は。
秘かにアルトサックスで『ルパン三世のテーマ』を練習中です。
都会的で艶のある彼の作曲センスには参ります。
ルパン絡みの大野雄二のCDをいくつも持っています。
オススメです。


