今日は、微妙な天気です。
今の社会情勢を物語っているような感じ……。
いくつもの道のりを経ても、どうしても官僚になりたかった二人。
コロナ関連の給付金不正受給。
仕組みを整える側の事件として、意味深長に心に響きます。
年を追って思うことに、世の中上手くできている、ということがあります。
悪いことをすれば、自分のいちばん堪えるところでバチが当たる、ってこと。
人の心は、2サイクルの混合油のようなもの。
適正値はしっているものの、その時々の善と悪の微妙な構成比の違いによって、体温や表情に影響を及ぼします。
働いてお金を手にした時、少しずつ躊躇してしまう自分がいます。
おそらくは年のせい……かと。
若い頃は、手が届く範囲、見栄を含めて、貪欲なまでに求めていました。
無責任で勝手だったあの頃。
結婚して責任を背負い込み、子供が生まれてからというもの、意識は確実に社会の一員へとシフト。
ズルをしない気持ちが、清々しい風を心に吹き込みます。
私の場合は、気づくのが遅かったですが……。
今では、娘も立派に社会人として働いてくれています。
欲というものは、どこまで行ってもなくならないもの。
ただ、質が変わってくるのかもしれません。
会社の業績が、少しでも早く元通りに戻ってくることだけが今の望みです。
それには、自分自身、もっとブラッシュアップさせていかないと……。
頑張っていこうと思います。
デヴィッド・T・ウォーカーのアルバム『ドリーム・キャッチャー』。
様々な表情を見せる曲は、まさに今日の天気にうってつけです。
メロウなものからファンキーなものまで。
大好きなアルバムのひとつです。


