――踊ろうよ 南風
眩しくて 見えない――
昨日は、陽射しが照り付ける中、ハンドルを握って、アルトサックスのレッスンに向かいました。
このところの梅雨の中休み、燻ぶった気持ちさえ気化するほどの暑さ。
つい鼻歌を口ずさんだりして……。
7月4日にミニ発表会とのこと。
はじめは自分の音に納得がいかないので遠慮していましたが、人前で吹くことが最良のレッスン、と先生に勧められ参加することに。
自分なりに気持ちよく吹ける曲は、初めの頃お世話になっていたヤマハの教則本に掲載されていた練習曲。
The End Of The World のメロディーくらいですかね。
次回のレッスンの時に、先生と打ち合わせをしようと思います。
自分なりに納得できる音。
それは、誰かに似せようとか、そういう類のものではなく、しっかりと管が鳴っている音。
憧れはあるものの、それは遠い雲の上。
それは、次元の違いのようなもの。
想像するだけで楽しくなってきます。
玄関先での喫煙、いつもより爽やかな風が通り過ぎていきます。
心には南風。
そんな機会を与えてくれた先生に感謝です。
いつか、自分が経営するジャズ喫茶half-noteで、こそっと吹いてみたいもの。
今の私のささやかな夢です。
ササユリを一輪、空いたコカ・コーラのボトルに差したりして……。


