官と民間の意識の差ですかね。

民間企業のトップが社員に及ぼす影響と役場の長が市町村民に与える意味合いは、まったくの別物。

成り立ちが大きく違います。

官の経費はすべてが税金である、ということ。

 

拡大解釈を盾にわが身を守る……。

福島原電の事故の際、我先に関東を離れた東電の役員らを回想してしまうのは私だけではないはず。

 

でも、それはある意味普遍的なことなのかもしれません。

 

いつの時代でも、対価を求めずに、目の前の危機と対峙するのは信義に厚く志の高い人たち。

 

関羽や伊藤整一。

また、田中正造らに、私が憧れを抱く所以です。

 

道徳観念の崩壊につながるような事象に出くわす機会が多くなったような……。

 

体裁を繕ったところで豊洲の問題を忘れたわけではないですし、信念のなさを隠そうと大阪の知事に追随する京都や兵庫の知事にも似たような思いを抱いてしまいます。

 

――人の振り見て我が振り直せ――

 

生あるうちは、できるだけ潔くいたいものです。

でも、その難しさを教えてくれるのは、おそらく親鸞聖人でしょうかね。

歎異抄には、興味深いことが多く記されています。

大好きな人のひとりです。

 

昨日、社交ダンスの先生からメールを頂きました。

いかがおすごしですか? と。

福知山でも先日クラスターが発生したばかり。

コロナばかりは、先生の素敵な笑顔でも抑えることはできないもの。

今年の5月は、例年に比べ曇りや雨が多いとのことです。

薄暗いトンネルの向こう側には、まだまだ辿り着けそうにはないですね。

 

 

今日は、全国的に気温が上がるとのこと。

そんな日には、うってつけの1枚です。

彼女のように、信じる道を突き進んでいきたいものです。