中国から偏西風に乗って、どうやら黄砂が届く予報です。

黄砂は、花粉の10分の1の大きさとのこと。

不織布のマスクは必須です。

 

せっかくの晴れ間。

気分的に、ラジエターのない単気筒の空冷のバイクで小さな峠を。

そろそろ新緑の季節。

シールド内に入り込む風も、ずいぶんと心地よさを増しています。

 

私が高校生の頃。

原付を乗る時は、ヘルメットの着用義務はありませんでした。

事故が増えたことが影響したのでしょうかね。

いつの間にか、今では自動二輪と同様にヘルメットを被らなければなりません。

そう言いつつも、締め付けばかりではありません。

高速道路でのタンデム走行は、道交法で認められたりと……。

 

関係者立ち入り禁止、という看板だけでは、人の気持ちを律することはできないもの。

本当に火の粉をなくしたいのなら、警察による取り締まりは必要なことなのかもしれませんね。

 

ゴールデンウイーク中、ニュース等で報道されていた釣り人や潮干狩りをする人、それに河川敷でのバーベキューをする人たち。

すべて禁止された場所で、自分たちの欲求を満たす行為に酔いしれる人たち。

飲食店での酒類の提供がないからと言って、路上でアルコール片手に歓談にふける若者たち。

 

今だけがよければ満たされるわけでもなく、かと言って遠くのことを見続けていても息苦しくなるばかり……。

 

昨日は、信金さんと打ち合わせ。

半年後のことを考えて、借り入れ残金の少ないものをひとつ整理することに。

出来ることを地道にするだけですね。

次に備えて。

 

でも、今回のコロナは、人の心まで蝕むほどの怖いウィルスですね。

特定のスポーツ選手に対して、オリンピック辞退のお願いのようなメッセージがあった、と今朝報道で知りました。

 

人を殺すのは罪です!

そんな基本的な道徳観さえ、培うのが難しい世の中なのかもしれません。

 

いつの時代も、答えは風の中ですかね。

 

そういう意味では、スタンリー・クラークの『ハイダウェイ』というアルバムと同じかもしれません。

時代におもねるわけでもなく、自分たちの考えを追っていくような。

心地よい初夏を思わせるサウンドが、このアルバムには詰まっています。

でも、そこには誰もが共有している音符や休符、調子等の決まりごとを踏まえた上の話ですがね。