初めての取り組みを実施する際に、事前に懸念されていたことが露になるケース。
わからなくもないですが、どうしたものでしょうね。
八王子で起こった当日キャンセルのためのワクチン破棄。
ある程度シミュレーションされていたことのように思っていたのに残念なこと。
自分のお金ではない、という考え方が根底に潜んでいるように思えるのは私だけではないはず……。
それは、至る所に見受けられるのも事実です。
目先の利益に翻弄され、社会的存在意義もどこかに埋もれたまま……。
人間社会の不条理さを浮き彫りにする事件はあとを絶たない現状。
アメリカでは、ワクチンチェイサーと言って、当日のキャンセル待ちをする人たちが、折り畳みの椅子を持ち込んでは静かに様子を伺っているとのこと。
自分の身は自分で守る。
フロンティアスピリットに裏打ちされた行動のようにさえ思えます。
言動や行動には、いつだって責任が伴うもの。
安易に流されず、立ち止まっては熟考する余裕を持ちたいものです。
外は雨です。
アスファルトを勢いよく叩きつけています。
どうやら、やみそうにないですね。
いつまで厚い雲に覆われるのか、しばらく不安は消えそうにありません……。

