今日は、これから雨が降るとの予報です。

春の雨は、心地よく心を湿らせてくれるもの。

一度立ち止まっては、周りを見渡すような。

そして、サムシング・ニューが心に芽吹きます。

 

どこか遠い場所に置き去りにしてきたような情熱。

何かのきっかけで、形を変えては心をそっと温めてくれたり……。

 

昨夜、娘を迎えに家内と福知山駅へ。

一気に車内がにぎやかに。

家に帰ってくるのが嬉しい、と言ってくれます。

 

こんな自分でも、ささやかな安心を提供できることに、小さな誇りを感じる瞬間でした。

 

今度、いつ帰るん?

もはや? わからんわ、そんなん。 なんで?

今度、帰ってきたときには、ビックリするで。 言わんけど。

 

私は、車の中で小さく笑いながら、そう伝えました。

と同時に、新緑のように瑞々しさを湛えた若さを、ほんのの少しだけ羨ましく思いました

 

この電卓、娘が小学生の頃に買ったもの。

確か、福知山のイオンですかね。

途中、一回、電気屋さんに頼んで電池の交換をしました。

以前、同じものを、と探しましたが、見つけることができませんでした。

気に入ると、ずっと使いたくなる、という面倒くさい性分の表われのひとつです。

 

手入れや手直し、目標の据え替え等は、その時々では必要なこと。

長い人生、何があるかわかりませんからね。

わくわくする気持ちを大切に、次のカーブを楽しみにしていきたいと思います。

 

 

Maybe tomorrow, not today

ナンシー・グリフィスの曲の一節です。

Everything's comin' up roses

というタイトルの曲さえあります。

そういうものかもしれませんね。

生きていく、ってことは……。

大好きなアルバムです。