目的を見据えて突き進む。
不必要な装飾を自ら外して前を向く。
そんな藤井棋士の覚悟は、清々しいまでの潔さを感じさせます。
高校を自主退学。
ある意味背水の陣をもってして、目の前の敵に立ち向かうような。
自分は他の人とは違うのよ、と言わんばかりに奇を衒う人とは根本的に違うもの。
とは言いつつ、それは若い頃には醸しがちなことでもありますが……。
年を追うごとに思うことのひとつに、若い頃の自分の責任感のなさですかね。
面倒なことからは逃げつつも、一方向から見た正義感だけは人一倍に。
仕事は半人前、食べるのは3人前。
なんとも中途半端な若い頃に、懐かしくも苦笑いです。
戸惑ったり、落ち込んだり、甘えたり……。
そんな時は誰にだって必要なこと。
その波を繰り返して強くなっていくような気がします。
そう思うと、100パーセントという時点は、進行形においてはどんなときもないはずです。
なぜなら、それは振り返ることでわかること。
原因を突き止めれば、対処の方法もわかるというもの。
真摯に自分と向き合う。
それは、大きな一歩を踏み出すためには、避けては通れない道のようなことかもしれません。
昨日は、ユーモアにあふれたDVDを観ながら、温かい気持ちに浸れました。
映画や音楽は、いつだって気持ちをそっとほぐしてくれますね。
今日は、午後からアルトサックスのレッスンです。
♭ふたつの『ダニー・ボーイ』。
タララッとした音符の頭の飾り。
先生の前でも、意識しすぎに要注意です。
今日は、気持ちのいい天気です。
園児たちが連れ添って歩いているのが遠めに見えました。
そんな光景に、思わず心が和みます。
今、事務所では、ナタリー・コールのCDをかけています。
やっぱりいいですね。
ゆったりとした時間が優しく流れます。



